薬剤師が辞めたいパターン

「今の職場は理想の薬剤師像と違う」と悩む人は今すぐ行動すべし!

 

調剤薬局で働いている人の悩みとして意外と多い事が「ルーティンでやりがいがない」と言う悩みになります。

一見すると贅沢な悩みとも思われるこの悩みですが、当の薬剤師からすれば切実な悩みですよね。

 

そこで今回はやりがいがないため調剤薬局を辞めたいと考えている薬剤師の悩みを見て行きたいと思います。

やりがいがなくて薬局薬剤師を辞めたいFさん

【年齢】26歳
【職場】中小薬局
【年収】500万円
【休み】普通
【人間関係】普通
【家庭】なし

薬剤師F
薬剤師F

薬学部6年制を卒業し無事国家試験も受かり立派な薬剤師になろうと決意したのも束の間、さっそく壁にぶち当たっている。

と言うのも仕事を初めてすぐは覚える事も多く、大変な毎日を過ごしていたのだが、仕事にも徐々に慣なれだして薬局は同じ事の繰り返しという事を感じている。

それに先日は患者が理不尽な事で腹を立ててしまい、なぜかこちらが謝罪するはめに。「さっさと薬だけを渡しとけばいいんだよ」と罵られる始末。

自分は6年間必死に勉強し薬の知識を活かして患者に感謝される様な立派な薬剤師を目指していたのだが、もはやその理想とは大きく離れてしまっている気がする。

正直薬剤師のやりがいと言うのが分からない。

もう薬剤師を辞めたい。

「やりがいは自分で見つけるもの」のウソ

「どんな仕事でもやりがいがある。他人の役に立っている。だから自分でやりがいを見つけましょう」

と言われる事が多いですが、その言葉でやりがいを見つけて納得できた人はかなり少数派ではないでしょうか。

 

そんな言葉でやりがいが発掘できるのであれば、あなたはこんなにも悩む事はなかったでしょう。

仮にやりがいを見つけようと自分を鼓舞しても、数日経てばまたいつも通りの日常に戻るのは間違いありません。

 

それにあなたは薬剤師になるために薬学部を受験して薬学部に入学し、国家試験を受けて薬剤師になった人間です。

つまり他の一般職とは違い大学入学の時点からあなたは将来薬剤師として働く事は決めていたはず。

それ故に憧れや自分の理想の薬剤師像がある中で、いざ現実社会においてそのギャップに苦しんでいるのは、他の職種には分かってもらえない事ではないでしょうか。

 

しかもこのご時世「薬剤師は就職も簡単で給料も良いし羨ましい」と言われる事もあるでしょうから、あなたの悩みは贅沢とすら感じられてしまうかもしれません。

 

薬剤師が求めるやりがいとは?

あなたはやりがいがある薬剤師の仕事がしたいと言います。では具体的にやりがいのある仕事とは何でしょうか。

学んだ知識を活用して患者への説明やドクターとの議論に活かすことでしょうか?
できるだけ多くの患者さんに薬剤師として感謝されることでしょうか?
薬剤師として十分な報酬をいただくことでしょうか?
毎日何かしらの刺激がある仕事をすることでしょうか?

 

色んな方面から薬剤師にとっての「やりがい」は存在します。

しかしあなたはこのどれか1つではなく、おそらく最終的にはバランスを求めると思います。

 

もし仮に給料も安くて良い、休みもそんなにいらない、その代わり薬の専門的な知識を活かしてカンファレンスや疑義照会で医師と徹底的に議論したいと言うのであれば話は簡単です。

どれか1つでもあなたが望む薬剤師像で突き抜けているものがあるのならば、それを目指した職場で働けばいいだけの話しになります。

 

しかし上で挙げた事のおそらくどれかが極端に欠けていてもダメ。バランスの取れたものを望むはずです。

そのため、今まさにあなたは今の職場を辞める事に二の足を踏んでいるのではありませんか?

 

つまりあなたは今の職場で薬剤師としてやりがいを感じていないながらも、何かずば抜けてやりたい事は本当はないんです

するとあなたは転職をするほどのエネルギーもありませんし、今の環境に不満を募らせるだけの無駄な日々を過ごす事になります。

 

ですからタイトルにもあるように、今の環境が理想の薬剤師像と違うと感じた場合には一刻も早く行動すべきなんです。

 

薬剤師に幻滅したらこれまでと違った事をするべき

あなたは今すぐに今の環境を変えましょう。

今の環境に身を置いていても、きっとあなたの意識が変わる事はまずありません。

 

ではどこに転職すべきなのかと言う事ですが正直どこでも良いです

まずは行動する事がベスト。

そしてできる事ならばあなたが経験した事がない・なかなか経験しないような職場へ転職してください。

 

そもそも人が成長できるのは環境によるものが一番大きいです。

つまり誰と働くか?という事がとても大切になってきます。

 

あなたは薬剤師の仕事に幻滅してしまったのはおそらく同じ職場で働いていた薬剤師がそうさせてしまった可能性が高いです。

もし同じ職場の薬剤師が毎日とても楽しそうに薬剤師という仕事を全うしていたならば、あなたもそれを見習って自分で自分を納得させるやりがいを感じれたはずです。

 

ですからまずは転職して環境を変えてみてください。

そしてどうして経験しないような職場が良いのかと言いますと、その方が色んな人と一緒に仕事をする事になり、ゴリゴリの薬剤師だけの職場で働くよりも見聞が広がるからです。

 

もしくは取りあえず仕事だけ辞めて何もしないというのも1つの選択肢です。

今のあなたに大切な事は今の職場から離れて薬剤師の仕事を客観的に見る姿勢も大切だと考えます。

一度距離を置いてからリセットし、再びあなたのやりたいことや理想を追い求めてはいかがでしょうか。

 

やりがいがいを求める薬剤師へ

繰り返しになりますが一番大切な事は「環境を変えてみる」という事に尽きます。

 

そして安易に「薬局でやりがいを感じられないから病院薬剤師へ転職する」等と考える事は転職を失敗させてしまう可能性があるので十分注意してください。

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そしてそもそも薬剤師と言う仕事にやりがいを感じられないのは特別な事ではありません。

それにやりがいとは人それぞれであり、画一的に「病院ならやりがいがある」「薬局ならやりがいがない」という話しではありません。

最悪、あなたはどれもやりがいを感じれないかもしれませんが別にそれでもOKです。

 

ただ間違いなく言える事は、今求めるやりがいと数年後のやりがいと言うのは変わってきているという事

 

あなたの置かれている環境にも絶対変化があるでしょうし、それに伴って心境の変化も必ずあります。

ですから今漠然とやりがいを感じられないのであれば、一旦外の環境を見てみる事をおすすめします。

 

少なくとも今の環境に身を置いているよりは遥かにいい経験になるはずです。

そしてその都度自分の求める薬剤師像を模索してはいかがでしょうか。