まだ大手調剤薬局チェーンの安い給料で消耗しているの?

薬剤師になれば安泰と言われている薬剤師業界でもお金に困っている人も決して少なくありません。

 

例えば奨学金を借りていた人。

私立薬学部であれば年間約200万円の学費がかかりそれに生活費もプラスされて、おまけに最短で6年間かかる費用が必要になりますので薬学部に在籍していた際に結構な額の奨学金を借りていた人も多いかと思います。

そしておそらく多くの薬剤師の方が想像以上の奨学金の返済のため苦しんでいるのではないでしょうか。

 

そして元々浪費癖がひどい場合。

薬剤師として正社員で働いているのであれば少なくとも月に20万円の手取りがあるでしょうが、もし支出がかなり多い場合はプラスマイナスゼロになってしまいます。

 

そしてお金に困っている薬剤師の一番の原因は給料が並みの職場に就職しているからと言えます。

これはどれだけ支出を減らしても好転する事はありませんから致命的な問題になります。

しかし多くの薬剤師はこの問題を野放しにしている残念な状況です。

 

大手至上主義の罠

例えば今の薬剤師の1年目の職場としてやはり大手調剤薬局チェーンやドラッグストアなどが人気ですが、その一方で給料が極端に安い事が問題として挙げられます。

※詳しい大手調剤チェーンの初任給の比較はこちらを参考にしてみてください。

大手調剤チェーンの給料ってどうなの?初任給を調べてみた!

 

大手に入社するとイメージとしては「薬剤師としての基本となる知識を身に付ける事ができる」「研修がしっかりしている」というメリットがありますが、はっきり言ってお金が必要な薬剤師にとってそのようなきれいごとは一切不要です。

そもそも大手に入社しても結局のところ大切なことは本人のやる気次第です。

やる気のない人がいくら受け身で研修を積み重ねても自然とスキルアップする事は99%ありえません。むしろ思考停止して大手ならば安心という考えは後に大きなツケを回してしまう事になるでしょう。

ただ中には「自分はやる気がある!しっかり学びたい」という本当に意識のある方もいるかもしれませんが、その様な人ならばなおさら年収の高い職場に転職して積極的に自分でバリバリ学び続ける方がその人の身にもなるでしょう。

 

このご時世、環境で意識が変わると信じて期待を抱いているのは大きな誤りです。

 

多くの薬剤師は今の職場を辞めない

しかし多くの薬剤師はいくら給料が安くても一旦入社した大手を退職するのはなかなか難しいと考えます。

その理由はなぜか?

それはある程度現場での経験を積むと必然的に立場がランクアップしていくためです

一番身近な点で言うと管理薬剤師を任されるという点になるでしょう。

 

これを多くの薬剤師は勘違いして「自分の実力がやっと認められた」と思ってしまう場合がありますが、基本的にそれはただの年功序列であり、あなたのスキル・知識等を評価した結果ではありません。しかし「あなたが成長している姿をしっかり形にしてあげる」と言ったように見せかけるパフォーマンスとしてはこれ程効果的なものはありません。

そしてそれによってあなたは自分が評価されていると勘違いし、さらに退職という選択肢を遠のけてしまうのです。またすぐに転職するのは良くないといった「転職はデメリットしかない」と考える間違った風潮も追い風になり、なかなか転職へと踏み込めない人も多いです。

誰も教えない「薬剤師には転職回数が関係ない」の最大の理由

しかしその様な方の大多数が数年が経った後に職場への不満や人間関係に疲れて結局の所退職する羽目になることでしょう。

 

お金重視で何が悪い?

それならば一刻も早く今の段階で奨学金の返済にも困らない様な職場に転職するのが得策と言えます。

そもそも薬剤師は「初任給こそ高いが昇給はほとんどない」という半ば常識的な知識として言われていることがありますが、これが将来的には「初任給も大して高くないが昇給はなし」に変わる可能性は存分にあり得ます。

 

もちろん個別に見れば年収が高い職場も間違いなく存在するでしょうが、全体で見れば確実に年収は下がっていきます。

「薬剤師になれば取りあえず安泰」という時代も終わりが来るとまではいいません。しかし今後斜陽化しているのは間違いありません。

 

するとあなたが今安い給料でコツコツと我慢して働いて「将来的には見返してやる!」と思っている人でも、将来的な事を考えるのであれば期待しない方が絶対にいいでしょう。

現時点でも薬剤師には向かい風が台風の如く吹き荒れている中で数十年後はもはや今の常識は完全に覆っていると考えた方がいいです。

薬剤師1年目の時に「研修がしっかりしている」といった動機のみで入社したあなたは将来に対して大きなビハインドを背負う事になるでしょう。

 

まだギリギリ間に合う

しかし今ならばまだ選択肢は無数にあります。

年収も探せば1000万円に近い職場も決して少なくありませんし、奨学金を返済するのであれば高い年収の職場に就職した方がいいでしょう。

給料が高いから仕事がつまらないという事は絶対ではありません。

むしろ給料も大して高くないのに仕事がつまらないという人の方が多いのでははないでしょうか。

それなれば少しでも高い年収の職場に就職した方が賢明と言えます。

 

また日本人は「お金で仕事の評価をするべきではない」という風潮があります。

しかしこの考えも改めた方がいいでしょう。

例えば薬剤師になって数年経った時に友人の結婚式などで再び集まる事があるとします。するとそんな時に多くの同期が気になるのは「薬剤師としてどのような仕事をしているのか」という事もよりも「月にいくら貰っているのか」という事に興味がある人の方が大多数だと思います。

お金は最も興味があるものである一方、それをタブーとしているのが現状です。

 

もちろん自分の仕事にプライドを持ってそれを突き進んでいる人を揶揄する必要性はありません。

しかし同じような仕事をしているのに年収にすると数十万~数百万も得られるお金に違いが出るのであればそんな理不尽な事はないでしょう。むしろ薬剤師という仕事に変なプライドがない人こそより高い年収を選ぶに越したことはありません。

 

今の職場で働くデメリット

今の職場に居続けるのも選択肢の1つかもしれませんが、奨学金の返済が必要な人やお金を少しでも必要な人にとっては今の職場で働き続けることは機械的損失を生むことになります。そして年月を重ねるにつれて薬剤師が高額年収を得られる可能性は確実に右肩下がりです。

つまり現在進行形で得られるお金を捨てながらも将来への選択肢を狭めていることになります。

 

そして大手ならば安心というのは薬剤師にとってももはや幻想でしかありません。それならば今の内からガッツリ稼ぎましょう。下手に大手というフィールドで過保護に育てられるよりも、年収の高い職場でバリバリ臨床を身に付ける方があなたにとって有益なものになる事もかなり多いはずです。

そして繰り返しになりますが、あなたが動くのが遅ければ遅いほどそのチャンスは失われていきますので、一刻も早く行動に移す事をおすすめします。

取りあえず今の年収に疑問を持っている人はまずはネットで自分が働いている地域の高額年収を検索してみてください。年収が多い職場が多くて今の仕事がバカバカしく思える人もきっと少なくないはずです。



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