ドラッグストアの薬剤師を辞めたい

ドラッグストアを辞めたい薬剤師Xさん

【年齢】28歳
【職場】ドラッグストア
【年収】500万円
【休み】普通
【人間関係】問題なし
【備考】転職経験あり

薬剤師になっての最初の職場は病院薬剤師だった。病院薬剤師はやりがいはあったが、休みの面や給料を考えると先が見えないため、給料が良いドラッグストアに昨年転職した。年収は高額という訳ではないが、病院薬剤師の時には考えられない程多くの金額を貰えている。しかしこちらもずっと続けていけるかと言われれば自信がない。と言うのもドラッグストアの体質として売り上げも重視しなければならず、本心からベストな薬を選ぶよりも売りたい薬を優先しないといけない瞬間も多く、やりがいの面は大きいのだが心のどこかで引っかかる部分がある。また就業時間を考えた時も夜10時を過ぎる事も多く、9時~18時で仕事をしている時は考えもしなかったがやはり10時まで仕事をするのはあまり自分に合っていない。今はドラッグストアを辞めたいと考えている。

 

ドラッグストアを辞めたい薬剤師の解決策

ドラッグストアで働く薬剤師の苦悩

昔はドラッグストアの薬剤師は体力的な面もかなり重要でしたが、登録販売者が世に出てから薬剤師が体力的に疲弊する時代はかなり変化してきました。しかしその一方で「いかに薬を売るか」という事が薬剤師の課題となり、中には本心とは言えない薬の販売も行わないといけない場面も決して少なくありません。

また労働時間が決まっていないのもドラッグストア薬剤師の特徴です。夜遅くまで営業しているドラッグストアも最近は増えてきていますので、それに合わせて薬剤師も勤務時間が夜までになるケースもあります。すると当たり前の勤務時間である9時~18時で働く事が多い薬剤師からすると抵抗がある人が多いのも現状です。特に家庭のある女性などは敬遠気味になっています。

そして新人薬剤師に多いのが調剤経験がない事への不安がある人も多いという事。OTCと医療用医薬品では扱う薬のタイプが異なる部分が多く「調剤経験がないと将来の転職が不安」と言う人も多いです。

 

ドラッグストアを辞めたい薬剤師の本音

ドラッグストアで働く薬剤師の一番のメリットはなんと言っても「自分で患者に適切な薬を選び、それにより得られる感謝の気持ちをダイレクトに受けれる」まさに薬剤師冥利に尽きるやりがいです。最近ではOTCを扱う調剤薬局も大分増えてきましたが扱う品目数が限られているため、第一線で働いているドラッグストアの薬剤師には敵いません。

実際に薬剤師として働いていると医師の指示がないと軟膏の数1本すら変更する事ができず、その権限のなさに不満を募らせる薬剤師も多いかと思いますが、ドラッグストアの薬剤師にはマンツーマンで患者と向き合う事ができます。

主役が完全に薬剤師になります。

そう考えるとドラッグストアの薬剤師とはすごくやりがいのある仕事である事は間違いありませんが、その反面やはりすべてが思い通りにならないのも事実。100%自分が思うものだけを売り続ける事は大変困難になります。

自分の薬剤師としての知識をフル動員して患者の役に立つ一方で、売り上げを気にして本心ではないものを売る事に違和感を感じるのはドラッグストアの薬剤師が感じる大きなジレンマになります。もしその事に抵抗を感じつつもそれを突き通す事ができるのであれば問題ないのかもしれません。しかしそれに常に疑問を抱えているうちはかなり辛いはずです。

 

ドラッグストアの薬剤師を辞めるべきか?

おそらく「勤務時間が不規則だから辞めたい」「調剤経験を積みたいから辞めたい」と言う人は特に悩む必要はないと思います。いずれにしてもあなたの努力次第で解決する問題ではありませんから転職する事をおすすめします。

もしドラッグストアが自分に合っているならば最近は調剤併設型のドラッグストアも増えていますし、交渉の段階で勤務時間を調整できる可能性もあります。いずれも今の環境を変えて働く事は可能になります。

 

では一番肝心なドラッグストアの企業方針と自分の良心のジレンマに関してはどうすれば良いのかというと、今後の自分の薬剤師人生において何をメインに持って行くかを考え直してみましょう。

例えば今後調剤薬局として働くのか、病院薬剤師として働くのか。そしてその中においてお金を重視するのか、休みを重視するのか、やりがいを重視するのか。一度ゼロベースで自分が薬剤師として何をメインにしたいかじっくり考えてみてください。

しかしおそらく明確な答えは出ないはずです。もしそうであるならば一度違うドラッグストアで働いてみる事をおすすめします。

 

他のドラッグストアをすすめる理由

おそらくあなたはドラッグストアの薬剤師の仕事に違和感を感じつつも、やはりその仕事にやりがいを感じているはずです。しかも今はまだ1つの職場しか体験していない状態です。働く場所によってはあなたが思う様な仕事ができる可能性もゼロではありません。

もし仮に次の職場もドラッグストアの仕事に疑問を感じ続ける事があるのであれば、次はもうドラッグストアは辞めればいいだけの話しです。

 

最終結論

ドラッグストアの薬剤師の転職の場合、ドラッグストアを転々とする人は少数派です。しかし本当はそのやりがいに満足している薬剤師も多くいます。おそらくあなたもドラッグストアの薬剤師を選択肢から捨てきれないのでしょう。

ですからあと1度環境を変えてみて、それでも自分の中で折り合いが付かない時は他の職場に転職してみてください。

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