やりがいがなくて薬剤師辞めたい

理想とは違った病院薬剤師を辞めたい

病院薬剤師を辞めたい薬剤師Zさん

【年齢】26歳
【職場】病院
【年収】450万円
【休み】普通
【人間関係】普通
【備考】院内処方

薬学生時の実習先で病院と薬局を経験し、その時に病院薬剤師の大変さを知ったのだがそれ以上に患者に感謝される薬剤師の姿を見てとてもやりがいを感じた。そのため卒業後の就職先は病院一本に決めており、国試も無事合格した後は念願の病院薬剤師として働くことが決まった。
しかし憧れだった病院薬剤師の仕事は自分が実習先で期待していたそれとは違っていた。というのも院内処方のため薬剤師の仕事の大半は外来患者への調剤になる。しかも外来の数がかなり多いため密な服薬指導などは現状不可能。病棟業務などは殆ど行う時間がなく、その他の時間は入院患者の定期薬を調剤する事でほぼ1日が終わる。
はっきり言って理想の病院薬剤師とは全く異なる。できれば早めに今の病院薬剤師を辞めたい。

院内調剤の病院薬剤師を辞めたい人の解決策

病院薬剤師にも形は様々

医薬分業率が70%に上った現代においても、裏を返せば約30%は院内処方になります。また最近では時代の流れに逆行して院外処方を取りやめる病院が出てくるケースもあり、病院薬剤師が外来患者の処方箋の調剤を担うケースも決してレアなケースではありません。それに外来患者の数が多い病院の場合はかなりハード。本来なら門前薬局が数件で担っている分を1つの病院の薬剤師で担う事になりますから、言ってみれば忙しい門前薬局と変わりません。

おまけに仮にそれだけ忙しい門前薬局であるならば本来であればかなり高い給料を貰える事ができるかと思いますが、病院薬剤師ならば支払える給料も決まっていますのであまりメリットはないと言えます。

もちろん門前の調剤薬局とは違い、病院内の薬剤師なので患者データを見る事が出来たり医師とより密な疑義照会ができたりするメリットがありますが、忙しさが優先してしまうとそのメリットすら十分に活用できないという現場の本音もあるでしょう。

 

あなたが本当にやりたい事

あなたが薬剤師としてやりたい事は「病院薬剤師であること」ではないと思います。患者の不安を取り除いて信頼される薬剤師を目指すのがあなたの薬剤師としての理想像ではないでしょうか。

外来患者の処方箋をこなすことではないと思います。

しかし現状において院外処方に踏み切っていない病院が、今後院外処方に切り替えるかと言えばおそらく難しい話しです。するとあなたはずっと今の薬剤師の仕事を継続しなければならない可能性が高く、それならば思い切って転職する事をおすすめします。

 

あなたが病院薬剤師を辞めれない理由

しかしあなたはすぐに「病院薬剤師を辞めよう」とはならないはずです。

その理由は仮に他の病院に転職したとしても自分の思い通りの薬剤師ができるか分からないから

せっかく転職したのに結局同じ様な事を行うのであればそれまでの転職にかかった労力が無駄になります。
またやりがいがあっても人間関係がこじれる可能性もあります。

そうなると今の職場を辞めたいと思っていてもやはりそれを行動に移す事に大きな抵抗を示してしまうでしょう。

 

大きな機械的損失

色んなリスクが見え隠れする転職ですが良く考えてみましょう。

あなたは自分が理想とする薬剤師になるためにそもそも病院薬剤師に就職しました。しかし結果それは自分の理想と違った。

 

それならば今あなたが今の職場にいる以上のリスクはありますか

 

一番のリスク、それはあなたが惰性で仕事を続ける事以上のものはありません。

 

同期の薬剤師は自分の理想とする薬剤師を追い求めて日々仕事を頑張っている人もいるでしょう。お金を重視して職場を選んだ人は辛いながらも目的は達成できているのではないでしょうか。

しかしあなたは一歩を踏み出せないまま貴重な時間を消費していると言っても過言ではありません。やりたいこともやれない、給料も決して高くない。これ以上あなたが今の仕事を続ける事はリスクでしかありません。それは転職後の未知のリスク以上に危険なものです。

 

薬剤師転職会社を利用しよう

それでも転職に抵抗がある人は、今の職場を続けながらでも良いので一度薬剤師の転職会社を介して他の職場の話しをじっくり聞いたり見学をさせてもらいましょう。もちろん個人で転職活動を行ってもいいでしょうが、転職会社は無料で段取りを組んでくれますので個人で動く事に抵抗がある人にとってかなりおすすめです。

もちろん見学したからと言って就職しないといけない制度はありませんから、他の職場を実際に触れてみるだけでもいい刺激になるでしょう。いきなり入社するよりもかなりおすすめできます。

 

最終結論

病院薬剤師を希望する新人の薬剤師はおそらく「院外処方」の病院をイメージして就職した人が多いかと思います。しかし冒頭でも言いましたが約3割りは院内処方の病院・クリニックがありますので、就職する際には最低限の確認事項としておきましょう。

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