一般的な転職理論について

辞めたい理由はどう違う?薬剤師と一般企業20代の転職理由の比較!

 

新入社員が仕事で悩んでいる時によく言われることがあります。それは

「仕事は3年は続けましょう」

「辛いことがあっても我慢するべき」

「辞め癖がついてしまう」

などと、基本的になんとしてでも仕事を続けるべきと指南するものです。

 

そして仕事を辞めたいと思っている薬剤師にとってもそれを真に受けて、どんなにつらくても仕事を辞められない人も多いのではないでしょうか。

しかしこれらのことは薬剤師には当てはまらないと言っても過言ではありません。

 

その理由としては

一般企業の20代のサラリーマンと20代の薬剤師が転職する「理由」が大きく違う

ためとなります。

仕事内容、仕事における自分のポジション、そして辞めたい理由がそれぞれ異なるのに、一概に辞めて良い悪いと言えるものではありませんよね。

そこで今回は一般企業の20代サラリーマンが辞めたい理由と新人薬剤師が辞めたい理由を比較して紹介したいと思います。

 

薬剤師が転職を考える理由第1位

まずIT・メーカー・金融などの全ての業種でTOP1に輝いた転職理由は

他にやりたい仕事がある

となりました。一方薬剤師の転職理由は

人間関係の問題

が1位となりました。

※今回はDODA「20代はたらき世論調査」を元に紹介していきます。薬剤師の転職理由はしっかりデータを取っているものがありませんでしたので、「薬剤師の転職理由」を片っ端から探し考慮してランキング化しています

 

このギャップが起きる理由としては、やはり大学入学時点で将来のなるべくしてなる職業が決まっている薬剤師と、入学時は未知な状態で就活時に職場が決まる他の学部の学生との違いでしょう。

 

もちろん薬剤師の中にも他にやりたい仕事ができたという人もいるでしょうが、それ以上に薬剤師が転職を考えるのはやはり狭い職場での人間関係の問題となります。

 

薬剤師と一般企業サラリーマンの転職理由TOP5

一般企業のサラリーマンの転職理由TOP5に必ずランクインしている理由としては

・給与に不満がある
・会社の将来性
・残業が多い/休日が少ない

この3つとなりました。

一方薬剤師のTOP5にランクインしている理由は

・給与に不満がある
・残業が多い/休日が少ない

主にこの2つになっています。

 

転職理由として給与と労働時間は一致している両者ですが、一般企業が会社の将来性を危惧している一方で、薬剤師の転職したい理由に会社の転職理由が選ばれるケースはかなりレアケースと言えます。

その理由としてはおそらく、一般企業は大手・中小・ベンチャーなどのすみ分けがなされていますが、薬剤師の職場に関しては大手の調剤チェーンと言えどもまだ業界全体のシェアとしては決して多くを占めるものではなく、多くが個人薬局や中小チェーンの薬局となりますので将来に対する不安というのを意識しにくいためではないでしょう。

あと医療業界は安泰という先入観があるのも大きい要素になります。

 

転職理由から分かること

今回紹介した20代の一般企業の転職理由も新人薬剤師の転職理由もTOP1の理由を除いては、基本的に似た理由となっています。

ですから注目すべきはやはり両者の転職理由のTOP1になるでしょう。

 

一般企業の全ての業種で1位にランクインする「他にやりたいことができた」と、薬剤師の転職理由の1位に挙げられる「人間関係の問題」です。

 

おそらく仕事を辞めたいと考える際にたった1つだけの理由で辞める人は少ないと思います。結局は辞めたい理由が色々積み重なった結果の末に出す結論ではないでしょうか。

 

例えば薬剤師の場合においても、たとえ人間関係が問題だとしてもそれをそのまま放っておいている状況の会社自体の体質に問題があると考える場合もありますし、そもそも人間関係がこじれる様な人事を行った会社の方針に対して不満を感じる場合もあるでしょう。

 

新人薬剤師が辞めても良い理由

では新入社員に良く言われる言葉

「仕事は3年は続けましょう」「辛いことがあっても我慢するべき」「辞め癖がついてしまう」

についてですが、これらを「他にやりたいことができた人」に対して言うのと「人間関係が嫌で仕方がない人」に対して言うのは違うと思いませんか?

おそらく言われた側の受け取り方も全く違うものになると思います。

 

先輩薬剤師からパワハラを受けて毎日が憂鬱。希望に満ちていた頃に抱いていた理想とする薬剤師像はなくなり、精神を病んでしまう一歩手前の状態。

新人ということもあり口答えなど出来るはずもなくひたすら攻撃をされる一方。あなたが解決できる問題ではありませんし、他にやりたいことができたわけでもありません。

この状態において一概に新人は仕事を辞めてはいけないというのは全く持ってナンセンスです。

 

ですから下手に自己啓発本を読んだりネットで閲覧した情報を鵜呑みにして、自分を追い込む必要は一切ありません。

 

最優先すべきはあなたの身体・精神状態になります。

本当につらい時は辞める判断をしても全く問題ありません。

 

しかしいきなり辞めるのは抵抗がありますよね。

そんな時におすすめなことが「ネットで薬剤師求人を検索する」と言う事です。

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無理に今すぐ辞める必要はありません。

仮にどれだけツラい状況でもやはり辞めることには抵抗があるのが普通です。

それにおそらくあなたは自分に自信を失くている場合もありますので、まずはネットで求人を検索し、客観的に自分の価値を見直してみてください。