一般的な転職理論について

薬剤師が辞めるベストタイミングはボーナス後でない理由

 

薬剤師が仕事を辞めようと考えていると

辞めるタイミングはいつがベストか?という話しになりますが十中八九

「ボーナスを貰ってから辞めましょう」

と言われます。

 

確かにボーナスを貰ってから辞めるとなると気持ち的にも「損をしない辞め方」になるかもしれませんが、これは実は大きな間違いなんです。

そこで今回は薬剤師が仕事を辞める時はボーナス時期を考えないで辞めるべき理由を紹介していきたいと思います。

今まさに薬剤師で辞めるタイミングを考えている人は参考にしてみてください。

 

薬剤師が仕事を辞めるタイミング

薬剤師が仕事を辞めると決心するのは大きなエネルギーを要します。

中にはずっと我慢し、ある日不満が爆発して退職の旨を告げた人も少なくないでしょう。

一方で、自分の中で辞める目安を決めてそれまで頑張るという方法を取る人も多いかと思います。

そして後者の場合多くの人が目安と設定するのがボーナスになります。

「ボーナスまでは頑張って仕事をしよう」「ボーナスを貰ったらあとは自由だ」

と考え、日々のツラい仕事にも耐える糧にしている人も多いのではないでしょうか。しかしそうなると辞めるタイミングとしては年にたった2回しか辞めるタイミングの目安となる日が訪れません。

例えば10月に本気で仕事を辞めたいと思っていても、冬のボーナスをもらうまでと考えるならばさらに3か月は現状を維持しなければなりません。

もし心に余裕があるのであれば3か月はそう長い期間ではないと言えるでしょうが、今まさに仕事を辞めたいと考えている薬剤師からすると地獄の3か月と言えるでしょう。

 

ボーナス後に本当に辞めれますか?

薬剤師は慢性的な人手不足です。

あなたが欠けるとその職場は困ってしまいます。するとあなたが仮にボーナス後に退職する旨を伝えたとしても本当に辞める事ができるでしょうか。

退職を伝える基準として1か月前とする職場が一般的かと思いますが、もしあなたの職場の薬剤師がギリギリで仕事を回している、もしくは最低限の薬剤師しか配置されていない場合はほぼ間違いなく1か月で辞める事はできません。

もちろんあなたが1か月前に申し出て、会社にそれを拒否できる権利などはありませんが、それでもあなたは引き留められて仕事を辞めることができないでしょう。

すると12月のボーナス支給後に辞めようと思っていても、そこからズルズル先延ばしにされ、当初辞めようと思っていた時期からさらに延長してしまう事になります。

 

ボーナス支給前に辞めると言ってもボーナスを貰える?

ボーナスを支給される前に仕事を辞めると告げたため、ボーナスが減額・カットされたという話しをよく聞きますがこれは間違いです。あなたはボーナスを受け取る権利があります。

ボーナスはそれまでのあなたの成果を評価して支給されるものである一方で将来的な期待を込めて支給される側面もあるため、すでに辞める事が確定している場合は確かに将来的な期待の面ではボーナスは減額されてしかるべきものになります。しかしそれでも減額はボーナスの2割まで。これはベネッセコーポレーション事件判決(東京地判平8.6.28)という判決を元にしています。ベネッセコーポレーション事件

ですからあなたがボーナスを貰って最短で仕事を辞めたいと考える場合に、事前に退職の旨を告げてボーナス支給後にすぐに辞めると言った形をとっても最高で2割減のボーナス支給で済むことになります。

 

ただここで生じる大きな問題は果たしてボーナス大幅カットとなってしまった場合にあなたが会社に対して徹底抗戦をするのか否か

辞める際は出来るだけ波風立てたくない人も多いでしょうし、足りなかった分のボーナスが再び支給されるのかは未知数です。

そうなると泣き寝入りをする人もいるでしょうし、そうなるとせっかくボーナスを目安に頑張ってきた努力が水の泡になる可能性もあります。

[aside type=”warning”]※ただこのケースの場合は事前の確認で防ぐこともできますので、しっかり話をつけておくことをおすすめします[/aside]

 

辞めたい時に辞めないと後悔する

もし今の職場でいじめられていたり毎日衝突しているなど人間関係が最悪の場合、ボーナス支給を目安に仕事を続けることはデメリットの方が大きいです。

ボーナスと言えども多くて給料の2か月分程度だと思いますが、それによりあなたが心に受けた障害はお金で解決できるものではありません。

長い薬剤師人生においてたった数十万円のボーナスと引き換えに、一生背負うかもしれないダメージを負うのは全く持ってナンセンス

ボーナスなど気にせずにツラい時は一刻も早く退職しましょう。

 

ボーナスに縛られない薬剤師の職場の選び方

そもそもボーナスが存在するために辞めるタイミングを考慮してしまうわけですが、それならば初めからボーナスに縛られない職場を選択しましょう。

薬剤師の職場では年俸制の所も多いため、そのような職場を選択することをお勧めします。年俸制ならばボーナスと無縁になりますし、なお且つ年俸制の方が給料が高めに設定されている職場が多いです。

またボーナスと言えば、ボーナス支給後は薬剤師の求人数も劇的に増えますので高額年収の求人を得る機会も増えます。まずはネット検索がおすすめです。