転職経験がない薬剤師がヤバい理由

薬剤師の中には新卒で卒業してから、一度も仕事を辞めたことがない・転職をしたことがない人もいるかと思います。

しかしそのような薬剤師は大変危険です。

特に転職経験ゼロで「自分は薬剤師として自立している」と考える方はさらに危険となりますので、もし心当たりのある方はぜひ参考にしてみてください。

 

転職経験がない薬剤師が危険な理由

あなたの考えは絶対にベストではない

あなたが1つの職場でしか薬剤師経験がないのであれば、仕事のやり方・ルールなどの経験はたった1か所でしかできません。

ではそこで得た経験は果たしてどこにでも通用する本当に正しいものと言えるのでしょうか。

 

もちろんあなたの経験したことは世間一般的には正しい可能性も高いです。それに仮に明確な答えがある問題であれば、あなたの考えが本当に正しい場合にはきっとあなたの評価も高くなるでしょう。ところが明確な答えがない問題に衝突した場合、その場合はこれまであなたが行ってきた事や方法論などはあくまでも選択肢のひとつ。決して絶対的に正しい答えではありません。

時にはあなたがこれまで「自分が絶対に正しい」と思い実践してきたことすらも否定されることもあります。そしてその時にいくら自分の方が正しいと感じても、これまでの自分のやり方を客観的に見て落としどころを付ける、もしくは一歩引いた目線で考える、そして否定されるといった経験をしていないため、感情論で話をしてしまうこともあるでしょう。再度言いますが仮にあなたが正しいとしてもです。

どこにでも「常識」が通用するとは限りません。

 

井の中の蛙になってしまう

1つの職場でずっと働いているとその職場の仕事にも慣れます。すると薬や疾患の知識もつき、いつしか一番下だった自分にも後輩が出来て「立派な薬剤師」になった気がする瞬間がやってくると思います。

もちろん初めの内はそれは単純に薬剤師としてスキルが上がったと言っても過言ではありませんが、もし悪い意味で「慣れてきた」場合にあなたの薬剤師としての成長はそこで止まってしまいます。

「仕事もこなし後輩もできた。今は仕事を教える立場になり、やっと薬剤師として胸を張って仕事をできる」

と意気込んでいるかもしれませんが、それは井の中の蛙かもしれません。

もし他の職場に行った際にでもあなたは自信を持って薬剤師として仕事ができるでしょうか?

ひょっとするとそれは今の職場内だけでの話しかもしれません。

クラスでテストの点数が一番であっても、全国統一試験では平均の点数かもしれませんし、実は平均以下の可能性もあります。

 

当然、中には1つの職場でも自己研鑽を行い常に知識を身に付けている薬剤師もいるでしょうが基本的に人間は意思が弱い生き物です。楽な方に流れるのはとても簡単なので、今のぬるま湯の環境を自ら脱出するのは相当の労力を要するでしょう。

それにこの問題点は本人には自覚がない可能もあるという点。知らず知らずのうちに怠惰な毎日を過ごし、いつの間にか周りと大きく差がついてしまうかもしれません。

 

同じところで働くと薬剤師の給料は安い

ひとつの職場で働き続けることの大きなデメリットのひとつに給料が安いことが挙げられます。

薬剤師の給料に関しては、基本的に転職をすることでより高い年収の職場で仕事をすることが可能となりますが、もしあなたが1つの職場でしか仕事をしたことがないのであればそこまで高い年収を望むことはできません。

仮に公務員の薬剤師として仕事をするのであれば話は別ですが、ほとんどの薬剤師は民間での仕事になります。すると「安定した昇給」というのはもはや薬剤師にとっては夢物語。基本は初任給から高い金額を提示する職場での転職が薬剤師の年収アップのセオリーになりますから、もし高い年収の薬剤師として働きたいのであれば1つの職場で働き続けることは大きなデメリットになります。

 

なんとなく「転職はしていけない」と考えている薬剤師

1つの職場でしか薬剤師経験がない人の中で一番まずい考えが

「なんとなく転職するのは悪だ」と考える事です。

 

ひと昔前では「仕事を辞める事は良くないことだ」「最低でも3年は仕事を続けなさい」と言われましたが、薬剤師にとってはこれは全く意味をなさない言葉になります。

むしろ仕事をすぐに辞めても何の支障もないことが薬剤師の大きなメリットです。

それを「なんとなく」の理由で辞めることを躊躇したり、職場の人間関係が最悪なのに辞めようと考えてはいけないと思ったりする事は自分に無意味な魔法をかけているだけ。辞めてはいけないという概念を取り払いましょう。

 

転職経験がない薬剤師はやはり危険

今回は一度も転職経験のない薬剤師に対して警鐘を鳴らしましたが安心してください。

そんなあなたもいつか必ず辞める時がやってきます。

 

その理由は様々ですがひとつ挙げるとするならば、薬剤師は転職する環境に大変恵まれているからです。

薬剤師は転職したからと言って年収が極端に下がったり、労働時間が長時間になったりする事はありません。

むしろ転職の仕方次第では年収も上がり、労働時間も減る可能性も決して低くはありません。

 

そんな環境のおいて、1つの職場で仕事をすることがどれだけのメリットがあるのかと言えばほぼ皆無。それはあなたも理解しているはずです。

しかしそれでも多くの人が「なんとなく辞めたらいけない」と考えた結果、なかなか仕事を辞める決意ができません。

 

ただ世の中において転職をしない薬剤師の方が超少数派であり、少なくとも数回転職を繰り返すのは当たり前になりますので安心して1つの職場に固執することなく仕事を選んでみましょう。

逆に、他の職場で仕事経験がない薬剤師は大変「危険」ですよ。

今なら好条件の薬剤師の求人は非常に多く存在します。



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