結婚・出産で薬剤師を辞めたい

ママ薬剤師が本当に働きやすい職場を探す方法

結婚・出産を迎えて、これまでの正社員としての働き方を辞めてママ薬剤師として働く人も多いのではないでしょうか。

しかしいざパート薬剤師として働きに出たいと考えた時にどうやって働きやすい職場を探そうか迷ってしまいますよね。

そんな時に多くの人が薬剤師の転職・求人サイトを利用するでしょう。

すると今の時代、働く女性に優しい職場を作るのは必須になるため

「女性に働きやすい職場」「ママ薬剤師も活躍」

などと言ったフレーズで求人を出している企業も多いです。

 

しかしそんなありふれたフレーズで安易に就職してしまうと絶対に後悔してしまいます。

そこで今回はママ薬剤師が本当に働きやすい職場を探す方法を紹介していきます。

これからママ薬剤師として現場復帰を考えている女性薬剤師はぜひ参考にしてみてください。

 

「ママ薬剤師が働きやすい職場」のウソ

最近の薬剤師求人サイトは「ママ薬剤師におすすめ」「産休・育休取得実績あり」などをアピールして求人を行っている企業が多いです。すると一見、ママ薬剤師が働くのにいい条件が揃っているのかと思ってしまいますよね。

しかしこれには注意が必要です。

 

例えばママ薬剤師におすすめと謳っている求人を検索すればかなりの数がヒットしますが、その中身に本気で力を入れている求人はほぼありません。

取り敢えずママ薬剤師に対してもOKとすれば、いざ求人を探そうとする時にそれだけで検索にヒットさせることも可能となりますので、それを逆手に取って企業も戦略的に「ママ薬剤師におすすめ」としている事も少なくありません。

そもそもママ薬剤師が多数在籍している調剤薬局などは少数派の薬局であるため、いわばほとんどの企業でママ薬剤師の雇用の実績がない状態と言えます。

 

ですから安易に「ママ薬剤師に優しそうな職場だな」と思って飛びつくと、最悪の結果他の常勤の薬剤師から白い目で見られたり、いつまで経っても定時で帰らせてもらえない事が起きてしまいます。

 

ママ薬剤師が働ける職場は限られる

ママ薬剤師が働く職場は自然と限られてしまいます。

その理由はやはり時間が大切だからです。

 

例えば自宅から30分もかけて毎日職場に通うのはあまり現実的ではありません。それに保育園自宅職場の距離が全く違う所に位置している場合も時間のロスが多いです。

するとトータルを考えて職場を決める場合はせいぜい半径20kmが限界です。それ以上は時間の負荷が大きすぎます。

となるとネット上でいくら「ママ薬剤師におすすめ」としている求人があったとしても、その職場に通えるのかという問題が発生してしまいます。

つまりママ薬剤師は自分の生活範囲の半径20kmの中から自分にあった職場を見つけるしかないんです。

 

ママ薬剤師が働きやすい職場で外せない条件

「ママ薬剤師が働く上で大切なものは何か?」という質問に絶対に外せないのは

急な休みを受け入れてくれる

これに尽きるものはありません。

 

子供は急に体調を崩す事も多く、その度に仕事を早く上がらせてもらったり、場合によっては休まなければならない事もあるでしょう。そしてそれは1度や2度ではありませんから、もし忙しい日や忙しい時間帯に欠勤されては他の従業員からいい顔をされない場合もあります。

 

では、どうすれば急な休みを受け入れてくれる職場を見つけられるのか。

その答えは薬剤師が多い職場を選択するになります。

 

もともと薬剤師が多い職場であれば、仮にあなたが急に休まないといけない場合も代わりの薬剤師がフォローしてくれますし、また同じママ薬剤師が働いている場合もあるでしょうから、あなたの気持ちを理解してもらえる確率は格段に上がります。

 

しかしこれにはある問題が発生します。

 

もしあなたが住んでいる地域の近くに、薬剤師が多く在籍してある職場があれば問題ありませんが、もし周りに十分な薬剤師がいる職場がない場合はそもそもの選択肢がない場合があります。

それに薬剤師が多く在籍していながら、さらに求人を出すという職場はかなり忙しい可能性が高いです。

また薬剤師が多い職場はそれだけ辞める人がいる可能性が高くなりますので、将来的に人材が減りあなたが仕事を急に休みにくくなる可能性もあります。

となると薬剤師が多い職場を探すというのは実際はあまり現実的ではないんですね。

 

ママ薬剤師が働きやすい職場を探す方法

では半径20kmの中でママ薬剤師が働きやすい職場を探す方法はどうするのかと言えば

病院薬剤師を中心に職場を見つける方法です。

「調剤薬局しか経験がない」「病院は正社員しか募集していないのでは?」と思われるかもしれませんが安心してください。

 

そもそも調剤薬局は薬剤師がいないと仕事になりません。

ただ病院の場合は最悪薬剤師がいなければそれでもやっていく事ができます。もちろん本来は薬剤師が在籍している事が相応しいですが、地方の病院などは薬剤師が集まらずに薬剤師不在の病院も決して少なくありません。そのような病院は薬剤師以外のスタッフが代わりに仕事を行っています。

ですからあなたが子供の病気で仕事を休まないといけない時でも、与える影響としては調剤薬局より遥かに少ない負担となります。また病院には多くの看護師や事務員がいますので子育てには寛容な職場が多く、それは薬剤師のあなたも例外ではありません。

そうなると薬剤師の多い調剤薬局だけを探すのではなく、絶対に病院薬剤師も視野に入れる必要があるのです。

 

仮に病院での経験がなくても慢性期の病院などは決まった内容の仕事が多く、思っている以上の負担になることはないでしょう。また正社員しか募集していなくても、交渉次第ではパートで働く事も可能です。

 

ママ薬剤師が良い職場で働くために必須なこと

ではそんな職場を見つけるにはまずはネット上で職場を検索すると思います。

この際に「ママ薬剤師におすすめ」などと言った条件を付加する必要はありません。

 

大切なことはその条件よりもひとつでも多くの自分の生活圏の半径20km以内の求人を見つけることです。

この時におすすめな薬剤師求人サイトはエムスリーキャリアになります。こちらは医師の求人なども行っている大手企業であるため、病院に対してのパイプが強く、さらにネットで検索できる求人数は他の薬剤師求人サイトとは比較になりません。

ですから取り敢えずエムスリーキャリアを利用して、どれだけ自分の周りにめぼしい職場があるか検索しましょう。



「子育て」「家事を両立させたい」薬剤師求人をご紹介

 

そしていざ目ぼしい職場が見つかったら次にやるべき事は

エムスリーキャリアの担当の人にしっかり条件を伝えることです

 

例えば「残業は絶対にできない」「急に休む場合がある」「ネットでは正社員しか募集していなかったがパートはダメか」など。

これらの条件をあなたが自分で交渉するのは忙しい子育ての中さらに仕事が増えてしまいますが、これらの事は求人サイトの担当の人に一任する事ができますので交渉はプロに任せましょう。

 

そして最後に絶対に行うべきことは実際の職場を見学することです。

例え時間がなくても必ず見学するようにしましょう。

 

ママ薬剤師が職場を探す時に見学が必須な理由

あなたが仮にパート薬剤師として働く際に「事前に急に休む時がある」という事を了承済で就職したとしましょう。

しかしいくら事前にその事を伝えたとしてもいざ働き始めると不平・不満を言われる事があります。

その原因は結局は人間関係にあります。

 

と言うのも、経営者がいくらあなたが働きやすいように融通をきかせてくれると言っても、そのしわ寄せを受けるのは同じ現場で働いている他の薬剤師や事務員になります。

そこをおざなりにして就職を決めると、仮にあなたが望むような働き方が出来たとしても、結果職場で肩身の狭い思いをすることになってしまう可能性があります。

ですからあなたが絶対にやらなければならない事は事前に職場を見学する事になります。実際にあなたが働く職場の雰囲気を直に感じましょう。

また職場の見学に関しても求人サイトの担当の人が調整をしてくれますのであなたが自分で動く必要もありません。

 

これから働くママ薬剤師に伝えたいこと

もしこれらの方法を実践したとしても最悪な職場に当たる可能性はゼロではありません。

そんな時は悩まずにさっさと辞めましょう。

 

あなたは薬剤師として働く以上に子育てや家事など、やらなければならない事がたくさんあります。

そんな中でパートと言えども多くの時間を過ごす仕事でストレスを溜めてしまっては本末転倒です。

さっさと辞めて他の職場をあたりましょう。

職場を選ぶ際に悩むのは必要ですが、働く上で過度に職場で悩む必要はありません。

 

ですから今回紹介した方法をぜひ実践して、それでもダメならいつでも辞めて良いという選択肢を持って仕事を選びましょう。