薬剤師と人間関係

使えない派遣薬剤師に頭を悩ませないで済むたった1つの方法

 

派遣薬剤師を採用している調剤薬局は決して少なくありません。

もしくはこれまで派遣薬剤師を採用していた調剤薬局で働いていたことがある人もいるかと思います。

 

そして派遣薬剤師に対する評価として圧倒的に多い口コミは

派遣薬剤師が使えない

と言う口コミです。

 

ただ、使えない派遣薬剤師がいたのが過去の話しや昔の職場ならばともかく、現在まさに使えない派遣薬剤師が自分の薬局で働いて頭を悩ませている薬剤師の人はたまりませんよね。

 

しかしあなたがそんな使えない派遣薬剤師に頭を悩ませる必要などは一切ありませんので、今回はその事について触れていきたいと思います。

 

使えない派遣薬剤師の特徴

まず使えない派遣薬剤師の大きな特徴としては以下の事が挙げられます。

・自分のペースで仕事をする

・責任感がない

・とにかく言い訳が多い

では1つずつ見ていきましょう。

 

自分のペースで仕事をする

これは派遣薬剤師に限った話しではありませんが、初めての職場で働く場合は多くの事を覚えなければなりません。

すると1つ1つの作業に時間がかかってしまうのも仕方がないこと。

 

しかし新卒薬剤師と違って派遣薬剤師の異なる点は、派遣薬剤師には焦りがないという点です。

 

これは新卒薬剤師は「少しでも早く仕事を覚えて立派な薬剤師になろう」と言ったモチベーションがある人が多いのですが、かたや派遣薬剤師は一通りの経験をしてきてやってきている場合が多く、新卒薬剤師のように悪い意味で焦りを感じていません

 

すると何をするにもマイペース。

10分でできる仕事を30分近くかけても悪いそぶりを見せない。

患者で溢れかえっているのにのんびり調剤・服薬指導をやっている。

このようなマイペース派遣薬剤師が多く見られます。

 

責任感がない

「自分は所詮派遣だから」と言う姿勢を前面に出して、責任感の一切ない人がいるのが派遣薬剤師の欠点。

 

例えば上の話しと重複しますが、患者で薬局が溢れかえってしまうほど忙しい時間帯の場合でも、使えない派遣薬剤師がいつでもマイペースなのはつまるところ「患者が待つのは仕方ない、自分の責任ではない」と考えスピードを上げる思考回路にならないから。

つまり責任感がない立場で物事を考えているからです。

 

つまり「薬局が受ける批難に自分は一切関係ない。むしろ派遣でも来ている事を感謝して欲しいくらいだ」と心の中で考えているため責任のある行動に繋がっていないことが、あなたにとって使えない派遣薬剤師として映ってしまうのでしょう。

 

とにかく言い訳が多い

あなたが派遣薬剤師から受ける印象として「すぐに言い訳をする」と感じた事はありませんか?

これは「言い訳をする=自分の非を認めない」と言った構図になりますが、自分の非を認めない理由としては後述の「どうして派遣薬剤師が使えないのか」でも詳しく紹介していきますが、そもそも本気で自分が悪いと思っていない可能性が非常に高いです。

 

この場合は仮に100%派遣薬剤師のミスによるものだとしても「そもそもの仕組みが悪い」「自分以外の薬剤師が気付くべきだった」と、自分を正当化する術を身に着けていますので、根本的にミスを認めて謝る事はしません。

 

どうして派遣薬剤師は使えないのか

ではどうして派遣薬剤師は使えないと言われてしまうのでしょうか。

その理由は需要と供給のバランスが崩れているからです。

では「需要と供給とは何か」詳しく紹介していきます。

 

派遣薬剤師はお金を求めてやってくる

まず派遣薬剤師は何を重視して転職してくるのかと言いますとズバリお金です。

派遣薬剤師はもれなく時給が高いです。

 

これは薬剤師不足であるため需要と供給のバランスが崩れ需要が高まり、結果高い時給でないと薬剤師を確保できないためです。

 

そして雇う側としては派遣薬剤師には忙しい時期に高いお金を払ってでも頑張って欲しいと当然ながら思うわけですが、当の派遣薬剤師からしてみれば「お金」しか見てやってきていません。

 

するとお金を重視してやってきた派遣薬剤師ですが、当然バリバリ働くためにやってきた訳ではなく、もちろんその高い時給に見合った実力があるわけでもありません。あくまでも単に時給が高かったからと言うのが最大の目的です。

 

その結果雇用主と労働者とのミスマッチが起きてしまい、その期待感も相まって使えない派遣薬剤師が生まれてしまいます。

 

お金の多寡が自分の価値だと勘違いしてしまう

繰り返しになりますが薬剤師は人手不足です。

そして派遣薬剤師を採用している様な職場はほぼ100%人手不足の状態。

 

すると仮に使えない派遣薬剤師だとしても、働いてくれるならば大歓迎です。(もちろん初めから使えないとは知る由もありません)

 

そうなると派遣薬剤師はこう勘違いをしてしまいます。

「自分は必要とされている薬剤師。おまけに時給も高い価値のある人間」だと。

 

こうして勘違いをした派遣薬剤師はさらに「自分はここで働いてやっているんだ」くらいに考えてしまう人も多く、その結果仮にミスをしても謝る事はせずに他人のせいにしたり、決して自分の非を認めようとしなくなります。

 

しかしそもそも実力が伴っている訳でもなく、高い時給に見合った薬剤師でもありません。

するとあなたが怒りを感じるのも自然なことで、その派遣薬剤師に対して「使えない」とレッテルを貼ってしまうのも自然な事と言えます。

 

使えない派遣薬剤師への対処法

ではあなたはそんな使えない派遣薬剤師に対してどう対応するのがベストなのでしょうか。

この手の問題は薬剤師業界に限らず色んな職種でも問題になる事ですが、それらの解決策を覗いてみると以下の事が言われています。

「褒める・怒る・放っておく」

できる所を伸ばしてあげて、時にはしっかり注意する。

それでもダメな時は何もしない、つまり放っておくのも1つの手段だとされています。

 

確かにこの方法によって改善する可能性もあります。

しかしそれでもおそらくあなたの悩みは解決しません。

 

そもそも使えない派遣薬剤師をあなたがたったそれだけのアドバイスで飼いならす事ができたのであれば、おそらくあなたは今こんなに苦労しなくて済むはずだからです。

 

ではあなたは使えない派遣薬剤師に対してどうすればいいのでしょうか?

 

それはずばり派遣薬剤師に期待しない様にしましょう。

 

はじめから何も期待しない。

薬剤師が助っ人に来たとは考えないようにしてください。

 

あなたは忙しい中、戦力となる薬剤師が来ることを望んでいると思いますが、上でも紹介した通り、派遣薬剤師はあなたのニーズには応える事はありません。

他人を変える事はこの世の中で一番難しい事の1つです。

それよりはあなたの心持を変える方が遥かに容易です。

ですから初めから期待しない事を強く意識するようにしてください。

 

派遣薬剤師はどうせ一時期な勤務です。

それに使えない派遣薬剤師はどこに行っても通用しません。

ですから今のあなたの業務において大きなプラスにはなりませんが、薬剤師免許を持った実習生くらいに考えて、せめてマイナスにならない程度の仕事をして貰えればいいと諦めましょう。

 

おそらく使えない派遣薬剤師に何を言ってもきっと変わりません。

すると毎回あなたは怒り、悩み、毎日が憂鬱になってしまいます。

 

となると結果的に仕事の負担は軽くなるばかりかむしろ増える可能性もあり、使えない派遣薬剤師に対して感情を揺さぶられてしまい、ただでさえ忙しいのにあなたの精神衛生上なにひとつ良い事はありません。

 

ですから初めから派遣薬剤師には期待しないでください。

そしてあなたの薬局の人事担当の方にも現状をしっかり伝えて、使えない派遣薬剤師は失敗の可能性がある事を伝え、あなたは派遣は派遣と割り切りましょう。

もちろん中にはバンバン仕事をこなし、腰の低い派遣薬剤師もいます。

ですがそれは少数派なので、その派遣薬剤師を大切にしてください。