薬剤師求人サイトの裏技

要注意!?お祝い金が貰える薬剤師求人サイトを徹底解剖!

 

薬剤師が転職する際に薬剤師求人サイトを利用する人が大多数でしょうが、どの求人サイトが良いのか眺めていると「お祝い金プレゼントあり」と紹介している企業があります。

もし転職することでお祝い金が貰えるのであればそれに越したことはありませんが、逆にどうしてお祝い金が貰える所とそうでない所があるのかと考えてしまいますよね。

 

そしてお祝い金が貰えるサイトはそれなりにデメリットがあるのではないかと考えるのは当然な事だと思います。

 

そこで今回は「お祝い金が貰える薬剤師求人サイトは本当に利用する価値があるのか」と言う事について客観的に見て行きたいと思います。

もし転職を考えている薬剤師の方はぜひ参考にしてみてください。

 

お祝い金が貰える薬剤師転職サイトの4つの疑問と回答

お祝い金の分損しているのはないか

お祝い金が貰える薬剤師求人サイトの利用を考える場合に絶対に考えることがあります。それはお祝い金の分損しているのではないかと言う疑問です。

 

例えばお祝い金を40万円もらえたとしたら通常の年収よりもマイナス40万円になっているのではないかと考えてしまいますよね。

 

では実際に同じ勤務地の薬剤師求人を「お祝い金がある求人サイト」と「お祝い金がない求人サイト」で比べてみたいと思います。ちなみに企業名は伏せますが実在する病院の比較になります。

 

お祝い金がない求人サイト⇒年収600万円

お祝い金がある求人サイト⇒年収360~600万円

 

ご覧の通りお祝い金がない薬剤師求人サイトの方が高年収で募集していました

もちろん全てがお祝い金がない求人サイトの方が高い求人とは限りませんが、他の求人も比較して見たところお祝い金がない求人サイトの方が高年収の求人の方が多くありました。

やはりお祝い金がない求人サイトの方が損をしている可能性はあります。

 

薬剤師の求人数自体が少ないのではないか

お祝い金が貰える求人サイトは求人数自体が少ないのではないのか?と考えられるのもデメリットの1つですよね。ではこちらも実際に薬剤師の求人数自体を比較してみたいと思います。

 

某都道府県の薬剤師求人(病院・調剤薬局)をお祝い金ありとお祝い金なしで比較していきます。

お祝い金あり⇒11件

お祝い金なし⇒49件

 

これは圧倒的にお祝い金ありの薬剤師求人サイトの方が求人数が少ないです。(一番求人数が多い者同士を比較しました)

おまけにお祝い金がある求人は調剤薬局よりも病院薬剤師の求人の割合がかなり高めになります。たまたま検索した求人だけかと思いましたが他県を検索してみてもその傾向は顕著であり間違いなさそうです。

お祝い金がもらえる薬剤師の求人数はやはり少なく、病院薬剤師の方が多い傾向にあることが分かりました。

 

転職先に嫌われるのではないか

そもそも「薬剤師の転職お祝い金のお金はどこから出ているのか」と言う話しになりますが、お祝い金のお金はあなたを採用する調剤薬局や病院から出るものになります。

 

例えばあなたが調剤薬局に求人サイトを介して就職すると、調剤薬局は「紹介手数料」を求人サイトに支払います。そしてお祝い金のシステムを採用している求人サイトならば、その分まで調剤薬局が支払う仕組みになっています。平たく言えば調剤薬局側はあなたのお祝い金分余計にお金を支払わなければならないことになります。

もちろんその分年収で調整をしている可能性もありますが、はっきり言って調剤薬局側からすればなるべく安いコストで薬剤師を雇いたいですよね。するとお祝い金を介して就職すると、雇用主からいい顔をされないのではないかと考えてしまうのも自然なことです。

 

ただしそれでもお祝い金を採用している薬剤師求人サイトが存在しているのは、それほど薬剤師の確保が大変だと言う事の裏返しにもなります。ですから仮にお祝い金を貰ったからと言ってその理由で嫌われるかと言えばその可能性は高くないでしょう。

 

お祝い金が貰える条件

お祝い金が貰えるから利用料がかかるのでは?すぐ辞めてもお祝い金は貰えるのか?などのお祝い金が貰える条件は一体何があるのでしょうか。

 

まずどれだけお祝い金が貰えたとしても利用料は一切かかりません。と言うよりも利用料がかかる薬剤師求人サイトは現時点で日本中に一切存在しません。ですから安心して利用可能です。

ただしすぐに辞めた場合はお祝い金は貰う事はできません。これは薬剤師求人サイトによりますが、例えばジョブデポ薬剤師ならば「入職されて90日後の翌月10日の時点で在籍が確認ができる場合」に初めてお祝い金が貰えるケースであったり、お仕事ラボのように入社後3か月後でお祝い金が貰えるケースもあります。

すぐ退職しない事がお祝い金が貰える最低条件になります。

 

薬剤師がお祝い金を貰って転職することについて

お祝い金を最終目標にしてはいけない

薬剤師が転職する際にお祝い金が貰える求人サイトを利用することは上でも紹介しましたがメリットばかりではありません。デメリットもあります。単にお金が余計に貰えるという話しではありません。

 

まず確実に言える事はお祝い金を貰う薬剤師求人サイトは求人数自体が少ないということ。そしてお祝い金の分が年収に影響している可能性がゼロではないという事です。

すると目先のお祝い金に目がくらんで取りあえず転職してしまう事はトータルでのあなたの年収は低くなる可能性も高く、満足のいく転職ができない事にも繋がりかねません。

では「お祝い金を貰ってすぐ辞める」という作戦を考える人もいるかもしれませんが、それでも数カ月働かないといけませんし、何よりお祝い金目的で転職を繰り返す事は絶対におすすめしません。

 

ではお祝い金を貰える薬剤師求人サイトはおすすめできないのかと言えば実はそんな事はありません。

要は使い方次第になります。

お祝い金が貰える薬剤師求人サイトの正しい使い方

例えば同じ病院薬剤師の求人でもお祝い金が貰える求人の方が年収が低い可能性があると言いましたが、全部がそうとは限りません。ではそれをどう判断すればいいのかと言えばお祝い金が貰える薬剤師求人サイトとそうでない薬剤師の求人サイトの2つを利用してみると言う事です。

 

この場合はお祝い金が貰えるからと言って実は年収が同じであるケースもありますので、そうなると断然お祝い金が貰える求人サイトを利用した方がお得になります。

またお祝い金が貰える薬剤師求人サイトの方が年収が50万円少なかったとします。仮に550万円としましょう。一方のお祝い金なしの薬剤師求人サイトは年収が50万円高いとします。年収600万円ですね。

するとお祝い金が貰える薬剤師求人サイトは年収550万円で諦めるべきなのかと言えばそうではありません。と言うのも実質年収600万円を払う気が企業にはありますので、交渉次第ではお祝い金を貰いながら年収600万円をもらう事も十分可能になるためです

これはつまり薬剤師の求人サイトを2つ利用する事で交渉の材料として有効活用する手段になります。

 

お祝い金が貰える薬剤師求人サイトを利用する際の注意点

ではお祝い金が貰える薬剤師求人サイトを使ってみようと考える人もいるかもしれませんが注意点があるので必ず確認してください

 

まずお祝い金が貰える薬剤師求人サイトに登録するならば絶対に1社にするべきということ。なぜならばお祝い金が貰える求人サイトはどれも似た求人数となり、おまけに提示されている給料もほぼ同じになるからです。

つまりお祝い金が貰える求人サイトを2種類以上登録する事ははっきり言って無駄だと言う事です。

そして1社をお祝い金が貰えない薬剤師の求人サイトを利用するようにしましょう。これでお祝い金が貰える求人と広い求人をカバーする事が可能となります。

 

では問題のお祝い金が貰える薬剤師の求人サイトはどこを利用するべきかと言う話しですが、これはジョブデポ薬剤師がベストになります。

理由は単純明快、求人数が最も多くおまけにお祝い金の金額も業界No1だからです。もしお祝い金に興味がある薬剤師はジョブデポ薬剤師をマストで選ぶようにしてください。


薬剤師の転職ならジョブデポ薬剤師

そしてそれともう1社選ぶならば大手の薬剤師求人サイトを利用すれば完璧です。その際は求人数も対応もばっちりな薬キャリを登録すれば間違いありません。

もしお祝い金を貰って転職を考えている薬剤師の方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。