薬剤師が辞めたいパターン

薬剤師を辞めて医者になりたいあなたへ

 

もともと医学部希望でしたが薬学部に進学し薬剤師になった人。

薬剤師として働いている内に医者になりたいと考える人。

 

いずれも薬剤師免許を持ちながら医者になりたい気持ちがある人ですが、絶対に医学部を目指すようにしてください。

本当は医者になりたい薬剤師Lさん

【年齢】25歳
【職場】病院
【年収】300万円
【休み】普通
【人間関係】問題なし
【備考】第一志望は医学部

薬剤師L
薬剤師L

薬剤師1年目。薬学部の質の低下や国家試験の難化が叫ばれているが、自分は1年浪人して大学に入学した後は留年も卒留もなく国試に合格した。

そして今年新卒薬剤師として病院に就職する事ができたのだが、ずっとモヤモヤした気持ちがある。

その理由は自分はもともと医学部に行きたかったからだ。

大学入試で1年浪人したのも、本当は医学部を目指していたと言う理由があった。

しかし学力が足りず、医者になるのは大変な事だと思い結局は薬学部の道に進んだ。

当時から医学部へのコンプレックスはあったが、いざ現場に出て医療人として薬剤師として働いている中で医師との歴然とした違いに困惑している。

年収はもちろん権限においても薬剤師のそれとは比べ物にならないからだ。

このままずっと薬剤師として働く事は果たして自分の人生において正解なのか最近本気で悩み始めている。

薬剤師と医師の差は歴然

あなたも気付いている通り薬剤師と医師の差は非常に大きいです。

おそらく現場に出た薬剤師のほとんどの人が様々な場面において切実に感じる事でしょう。

 

「薬の専門家」という事で大学では薬のスペシャリストとして育てられるかもしれませんが、現実的な社会において薬剤師の権限と言うのは医師の下でしか発揮できない部分が大変大きいです。

 

そして収入も薬剤師の平均年収が約500万円なのに対して医師の平均年収は軽く2倍を越えます。

もちろんそれだけ権限や年収が多いという事はそれ相応のリスクを負っているわけですが、おそらくあなたはそれを見越しても薬剤師よりも医師という仕事に魅力を感じているのでしょう。

 

特にもともと医学部志望だった人は学生時代から現場の薬剤師に落胆する人も少なくなく、また薬剤師に理想を求めていた人もその失望から医学部を再受験する人もいるほどです。

 

薬剤師から医学部を目指す事は簡単ではない

では薬剤師を辞めて医者を目指せばいいでは?という話しになると思いますが、実際はそんな簡単な話しではありませんのであなたは悩んでいるのでしょう。

医者になった時点の年齢の事やそもそも医学部に受かるのかという問題

 

私立は厳しいので学費が安い国公立大学しか入学は厳しいでしょう。しかし国公立医学部は難易度がかなり高く受かる補償などどこにもありません。

それならば薬剤師として生きていく事も決して悪い事ではありませんし、他の人から見れば十分過ぎる生活だと思います。

 

そもそも医者になったとしても後悔の連続かもしれない可能性もあるならば、余計なリスクを背負ってまで今の環境を捨てる必要もないでしょう。

年収的なものも薬局を開局したりすれば医師並みの給料も手に入る可能性も大です。

 

ですから「やらない後悔よりもやって後悔した方がいい」とよく言われるかもしれませんが、必ずしもあなたにそれが当てはまるのかと言えばそんな事はありません。

医者でなくとも薬剤師でも十分な生活が送れます。

逆に自分を鼓舞しなければならない様な覚悟であるならば、医者を志すのはキッパリ諦めましょう。

 

薬剤師が医者を本気で目指すとして

もしあなたがそれでも医者になりたいという強い意志があるのであれば

医学部に合格するための勉強に全てを捧げましょう

 

今のあなたは最強の保険である薬剤師免許を持っている状態です。仮に受験に失敗しても、それで前に進めない10代の浪人生とは訳が違います。

最悪受験を辞めて人並みの生活を取り戻す事は非常に容易です。

薬剤師免許は最高のライフラインになります。

 

しかしその保険があなたの覚悟に「ゆとり」を持たせてしまうのであれば、一切の薬剤師の肩書を捨てて受験勉強に注力しましょう。

週の何日かをバイトで稼いで生活費にする程度ならば問題ありませんが、昼間に仕事をして夜に勉強というスタイルはおすすめしません

あなたが医学部を目指す場合には薬剤師免許という保険がありますが、やるからには徹底的に勉強することを第一にしましょう。

自分が医学部に受かるかを見極める

その結果自分がどれだけ本気でやって、どれだけの可能性があるのか見えてくると思います。

この様な事は言われなくとも重々承知だと思いますが、残念ながら受験に合格するのはやる気だけでは受かる事はできません

自分の客観的な力を見極める事が何より重要です。

 

もし医学部への勉強に注力した結果、もう少し時間をかければ医学部合格も狙えるかもしれないというのであればそのまま医学部を目指しましょう。

もしくは現実を突きつけられても、まだ自分の中に医者になりたい気持ちが全く途絶えていない、むしろ高まっている場合はそのまま続けてください。

 

しかし

このままのペースでは何年かかるか分からない

思う様に全く成績が伸びない

本当に自分は医者になりたいのか?

と疑問の念を抱く場合は身を引くのもアリだと思います。

 

あなたが真剣に勉強している中で自身も自分のやっている事が正しいかどうか分からなくなる時がやってくるかもしれません。

そんな時に冷徹に判断を下せるのは自分しかありません。

途中で諦めても良いんです

諦める事は決して逃げることではありません。

むしろ心の中では「ずっと医者になりたかった」そう思い続けても何も動き出さない人だっているわけです。

その中であなたは本気でチャレンジしてみたのであれば、周りの人に何を言われようが称賛すべき事です。

 

結果受験勉強が無駄になったとしても、それを無駄だったとは誰もが思わないでしょう。

何よりあなたも諦めがつくはずです。

医学部を合格するのが目標ですが、医学部を目指す事で諦めを付けれる事もまた大きな意味を持ちます。

 

医師になりたい薬剤師への最終結論

医者になるのを迷っているのであれば一度全力を尽くしてそれにチャレンジしてみましょう。

もしそれで自分の身の丈を知って、努力を継続する覚悟が持てない場合や客観的に見て厳しい場合は諦める事も重要です。

 

ただし何もしないで毎日悩んでいるよりは100倍マシです。

あなたも自分のやった事に一切の後悔も抱かないはずです。

 

ただそれ故にストップをかけれるのもあなただけなので、期間をキッチリ決めて自分の学力と医者になりたい気持ちをしっかり確認してください。