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薬剤師はダブルワークだと高年収は難しい!本当のメリットは○○

 

世間ではダブルワークが人気になっていますが、薬剤師においてはダブルワークはまだまだ広く認知されていない働き方だと思います。

そもそも「ダブルワークと副業って何が違うの?」と思う人も多いかもしれませんが、厳密に言えば副業は本業ありきのものであり、かたやダブルワークは2つのアルバイトを掛け持ちする様なイメージです。

副業:薬局正社員として働いて週末にアルバイトを行う

ダブルワーク:月・水・金は薬局で土日はドラッグストアで働く

 

ざっくりした目安として「どこで働いていますか」と言う質問に即答できる職場がある場合には基本的に副業と呼べるでしょう。そうでない場合はダブルワークと呼んで良いと思います。

 

ただ、薬剤師に関して言えばダブルワークのメリットはさほど大きくなく、むしろ税金などを考慮した場合デメリットの方が大きい場合があります。

 

そこで今回は薬剤師がダブルワークを行う際の注意点や、ダブルワークを行って税金を極力減らす方法、そしてどのような薬剤師がダブルワークのメリットがあるのかと言うことについて紹介したいと思います。もしダブルワークに興味のある薬剤師の方は参考にしてみてください。

 

ダブルワークする薬剤師の給料や確定申告について

ダブルワークが認められていないか確認

まずダブルワークを行うのであれば会社の就業規則に副業及びダブルワークが可能か否かを確認する必要があります。ただ薬剤師の職場の場合には厳密に就業規則で定められていない場合もありますので注意が必要です。

しかし明確に副業禁止やダブルワーク禁止等と記載されていない限りは基本的に一発レッドカードの職場は少ないでしょう。

調剤薬局の管理薬剤師は就業規則ではなく薬機法にて禁止されていますので調剤薬局の管理薬剤師はダブルワークは諦めてください。

 

給料は大体500万円が目安

薬剤師が仮にダブルワークで働くとするならば給料は時給換算になります。各々の会社の時給×労働時間を足した金額が給料となります。

 

では実際に金額にするといくらぐらいになるのかと言いますと、薬剤師の全国平均の時給が2590円となっていますので、仮に2つの職場で通常の正社員並みに働くとすると月給は

2590円×40時間(週)×4=41400円

となります。そしてボーナスはありませんので年収で言えば大体500万円程度に落ち着くかたちになります。参考:厚生労働省調査より

 

もちろん働く職場の時給によりけりですが目安として週40時間勤務で年収500万円を考えましょう。

 

確定申告が必要

ダブルワークで2つ以上の職場で働く場合には確定申告が必要になります。

「年末調整をそれぞれの職場で行えばいいんじゃないの?」と思うかもしれませんがむしろ逆で、2つ以上の職場で年末調整をしてしまうと納税額がめちゃくちゃになり再度確定申告が必要になってしまいます。

 

後で詳しく紹介しますが、ダブルワークを行う薬剤師の場合には2つ以上の職場から1つをメインの職場としてそこで健康保険や厚生年金への加入を行います。そしてもう1つの職場の収入の分を確定申告として納める必要が出てきます。

「確定申告って何だか難しそう」と思われるかもしれませんが、最近の副業ブームのおかげで確定申告に関する書籍は多く発売されていますし、ネット上に非常に有益な情報が散見されますので特に不安になる必要はありません。

 

薬剤師がダブルワークで税金を安く済ます2つの方法

ではここから薬剤師がダブルワークで働く際に最も大切な「税金」を安く済ます方法を紹介していきたいと思います。

 

現実的にダブルワークを考えている薬剤師の一番の問題は税金、特に社会保険料になります。

この社会保険料は会社員の場合は会社と折半して支払っている形になりますので、もし自分で納めるとなるとかなりの負担増となってしまいます。(ただし単純に会社員時代の2倍と言う計算ではありません)。

 

ですからもしあなたがダブルワークを考えるのであれば社会保険完備の職場を1つ確保しましょう。

出はどの様な社会保険完備の職場が薬剤師のダブルワークにおすすめなのか紹介していきます。

派遣薬剤師で20時間以上働く

まずおすすめなのが派遣薬剤師です。

理由は週20時間以上の勤務で社会保険の加入が可能になるためです。

社会保険が完備されるには正社員の4分の3以上の労働時間を必要とするケースが多く、つまり週40時間労働が当たり前の職場であれば30時間以上の勤務となってしまいます。

しかしこれを派遣薬剤師であれば20時間でクリアできるといったかなりお得な働き方になっています。

 

ただ実は派遣薬剤師と言ってもどの会社の派遣薬剤師として働くかによって納める社会保険料や条件が変わってくるんです

 

そこでおすすめなのがエムスリーキャリアです。理由は納める社会保険料が他社よりも月3000円程度く設定されていますし、2カ月を超える契約期間で加入できるためです。

薬剤師転職の王道!エムスリーキャリア

従業員数が500人以上もしくは社会保険完備の職場を探す

派遣薬剤師以外に週20時間以上での社会保険への可能な条件があります。それは

●従業員の数が501人以上の会社

●500人以下の会社で社会保険の加入への取り決めがなされている(労使での合意)

これらの場合になります。

 

もしあなたが大手調剤チェーンやドラッグストアチェーンで働く場合で従業員が501人以上いるのであれば週20時間以上で社会保険に加入する事ができます。

かたや調剤薬局や病院などは500人未満の従業員の職場が多いため、もし週20時間以上でも社会保険に加入したい場合には会社との社会保険に関する合意が必要になります。

薬剤師のダブルワーク

※上記の様なケースであれば20時間でも社会保険に加入できます。

 

しかし中小の薬局ではこれらの取り決めがなされていない場合も少なくありませんので事前の確認が必須になります。

最悪1つ働きなれた職場で正社員の4分の3以上の勤務時間で働いてそこで社会保険に加入し、残りの時間を自分がやりたい職場で働くという方法もあります。ただこの場合はダブルワークと言うよりももはや副業と言った側面が強いと言えるでしょう。

 

薬剤師がダブルワークで高年収を求めるのは難しい

ダブルワークで高収入のハードルは高い

ダブルワークで高年収を求めるのは簡単ではありません。

なぜなら上でも紹介しましたが、もし2つの職場で正社員並みに働くとするならば2590円の平均時給で週40時間働いて約年収500万円です。

仮に時給が3500円のちょっと高めの所を2つ見つけたとしても年収で言えば670万円程度になります。ただ時給が3500円の近場の職場に恵まれているならばいいですが、実際は平均時給よりも1000円高い職場を2つ見つけることは簡単ではありません。

つまりダブルワークで薬剤師が高年収を求めるのはあまり現実的ではありません

もし薬剤師が2つの職場を持って高年収を求めるのであれば年収の高い本業を持って労働時間を最低現に留めて、さらに時給の高いもう1つの職場で働く副業スタイルを持つことをおすすめします。

 

薬剤師がダブルワークするならお金以外の目的を

ですから薬剤師がダブルワークを行う場合には高年収以外の目的がある必要があります。

例えば「1つの会社に依存したくない」「残業は絶対にしたくない」「薬剤師として色んな経験をしてみたい」等がオーソドックスな理由となります。

薬剤師が少ない薬局で毎日サービス残業。おまけに単科門前の薬局なので知識の幅が広がらない。将来が不安などと言う人にとってはダブルワークで視野を広げるのも1つの手段となります。

また会社の残業代が出ない残業や無駄と思える会議の出席などにうんざりしている薬剤師にもダブルワークとして1つの会社に依存しない働き方もいいでしょう。

 

そしてなにより今後の薬剤師の働き方としてドラッグストアや薬局や病院などの多岐に渡った知識や経験が必要になってくるため、これらの横断的な知識を身に付けるためにも自己研鑽の一つとして身を投じてみるのも非常に良い経験ではないでしょうか。

 

薬剤師を保険として興味がある事に飛び込む

薬剤師の中には薬剤師は正直やりたくないという人や他の仕事を経験してみたいと考える薬剤師の方もいます。しかし世間や家族の体裁を考えたら薬剤師を辞める事が難しい人も多いのではないでしょうか。

そんな時に薬剤師のダブルワークは非常に理にかなった働き方です。

 

例えば上でも紹介しましたが社会保険に加入する事ができれば最低限の労働時間でも薬剤師ならばそこそこの金額を稼ぐことができます。そして残った時間をまるまる自分のやりたことに没頭する事が可能です

言ってしまえば薬剤師で短時間でも働くことが保険になっているため色んな挑戦が可能となります。もちろん働きたくない人にとっても最低限の労働時間で働いていれば給料も申し分ないので誰からも文句を言われる筋合いはありません。

 

ですからダブルワークをする薬剤師は1つを保険、もう1つをチャレンジするものとして2面性を持つこともおすすめとなります。