一般的な転職理論について

調剤未経験の30代薬剤師が転職で失敗する4つの理由

 

20代を調剤未経験で過ごした人が30代になって調剤薬局に転職するケースも少なくありません。しかしこのケースの場合、結構な確率で失敗している人が多いです。

なぜなら調剤未経験の薬剤師はある失敗をしてしまっているためです。

 

そこで今回は調剤未経験の30代薬剤師が転職で失敗してしまう4つの理由を紹介したいと思います。

 

調剤未経験の30代薬剤師が転職に失敗するパターン

高年収を求め過ぎる

調剤未経験の薬剤師
調剤未経験の薬剤師

今までMRとして働いてきました。年収は1000万円を超えていましたが、諸事情により退職して薬局で働く事になりました。
MR時代と同じ年収を求めるわけではありませんんが最低でも700万円は欲しいです。

 

年下の薬剤師に年齢でマウントを取る

調剤未経験の薬剤師
調剤未経験の薬剤師

30代で薬局に転職しました。これまで薬剤師免許はありましたが調剤業務は初めてです。給料に不満はありませんが、不満があるとすれば職場の人間関係です。私より年下の管理薬剤師が偉そうにしてきます。もちろん業務上の事に関しては仕方ないと割り切っていますが「○○さんあれやっといて」と年上を敬う感じは一切ありません。正直腹が立ちます。

 

調剤事務にマウントを取る

調剤未経験の薬剤師
調剤未経験の薬剤師

最近入った薬局にお局と思われる人がいますが、彼女は薬剤師ではなく調剤薬局事務です。そしてお局は薬局内で一番偉そうにしています。どうして薬剤師の私が事務より下に扱われないといけないのか理解に苦しみます。

 

研修ありに過剰に期待する

調剤未経験の薬剤師
調剤未経験の薬剤師

これまで調剤経験がなかったので、研修がある中規模の薬局チェーンに転職しました。ただ思った以上に知識的な事を学べず、せっかく給料を捨てて研修する職場を取ったのにあまり意味がありません。それならば初めから研修なんて見ずに給料が良い所を選べばよかったと思っています。

 

調剤未経験の薬剤師が薬局への転職を成功させる方法

調剤未経験は新卒1年目と同じ

調剤未経験のあなたは新卒1年目の薬剤師と同じです。と言うよりむしろ社会人1年目よりも下手に手垢が付いている分マイナスと考えてください。

 

つまり年齢や職種に関係なくあなたの立場は一番下です

 

そしてあなたが絶対にやってはいけない事は「正当な不満」です。仮にあなたが100%正しい不満を口にしても絶対に評価される事はありません。生意気な新人くらいにしか思われる事はないでしょう。

 

ですから仮にあなたが不満があっても、その不満を表に出すことは百害あって一利なしです。思っていても表には出さない様にしましょう。

 

調剤未経験の薬剤師が1年目にやるべきこと

あなたが調剤経験を積む1年目にやるべき事はたった1つです。

それは「調剤未経験からの脱却」になります。

 

現在あなたは調剤未経験と言う肩書が全ての重荷になっています。周りからなめられるのもそれが理由の1つかもしれません。

しかしそれは経験でしか解決する方法はありません。

ですから調剤の1年目は「調剤薬局で働いた経験がある」と言う資格を得る事に力を注ぎましょう。

 

年収や休みの好条件を求めない

もしあなたがそこそこの年収や休みを重視して転職先を探してしまうと、色んな事がハードモードになってしまいます。

 

それこそ職場の人間関係が最悪な所に転職し、仕事を教えて貰うところかいじめを受けてしまったり、忙し過ぎて仕事が作業になってしまったりします。忙しい職場は数をこなす事を重視し、悪い意味での効率重視な所もあります。

 

ですから調剤未経験の1年目はあなたを必要としてくれる職場を選んでください。

 

あなたが必要な職場に転職する

あなたを必要とする職場とはズバリあなたが来てくれる事を現場の人間が本気で望んでいる職場です。

 

まず30代調剤未経験のあなたでも薬剤師免許があるならばウェルカムな職場は沢山あります。ただそれは会社の経営側にとっての話であり、現場で一緒に働く薬剤師にとっては正直「ある程度戦力となる薬剤師に来てほしかった」と思われるのが本音です。

 

結局あなたに優しく仕事を教えてくれるかどうかはその職場の人次第です。

ただこんなガチャを無理に引く必要はありません。なぜならあなたを本当に必要としてくれる職場を探すことはやりようによってはいくらでもあるからです。

 

あなたを必要とする薬局の見つけ方

あなたを必要とする薬局とは現場で働く薬剤師が経営者である場合や、知り合いを通じて紹介された職場です。この場合だとあなたが調剤未経験な事を了承済で指導してくれる可能性がかなり高まります。

そしてもう1つが圧倒的に雰囲気の良い職場です。

 

あなたに必要な事は調剤経験なのですから、職場の人間関係にまごついている暇はありません。ですからあなたを必要とする職場でまずは調剤経験を積むことを優先しましょう。

 

転職先の見学を絶対に行う

ではあなたを必要をする職場はどう見つければいいのか?という疑問が当然発生しますが、これを解決する方法は転職先の見学を行うと言う事です。

なぜなら現場で働く薬剤師が経営者であったり、知り合いを通じて紹介されるケースは決して多くないため、必然的にあなたが探すのは圧倒的に雰囲気の良い職場になるからです。

 

では圧倒的に雰囲気の良い職場を探すにはどうすればいいのかと言うと、それは見学するしかありません。

 

そして見学する際には1件だけでなくできれば2件以上は見て欲しいです。これはもし1件だけならば余程の欠点がない限り「面倒だし問題なさそうだからここでいいや」と最終決定してしまうためです。

 

ただこれまで調剤薬局で働いた事のないあなたが、その職場が本当に問題ないのかなんて余程観察力に優れていない限りまず見つける事はできません。

ですから比較対象を見つけるためにも絶対に1件だけでなく、そして実際に見学もさせてもらってください。

 

転職先の見学が嫌な場合

しかし見学するのは正直大変です。時間の調整、場所の確認、見学時の労力。これらを考えると多くの人が1件の見学で済ますのも理解はできます。

ただそんな面倒な見学をいっぺんに解決できる方法があるんです。

 

それはファルマスタッフを使う方法です。

 

実はこのファルマスタッフは薬剤師転職サイトの中でも珍しい見学に同行してくれるサービスを行っています。

ファルマスタッフの担当者が見学当日に日時の調整・場所の案内・見学時に何をすべきかの打ち合わせを一緒に行ってくれますので、かなりリラックスして見学に望めます。

何より見ず知らずの所に1人でノコノコと行くより遥かに心強いのが一番のメリットかもしれません。

 

ですからもし調剤未経験の薬剤師が転職を行う際には転職先の見学を含めてファルマスタッフを利用する事をおすすめします。



薬剤師の転職&派遣ならファルマスタッフ

もちろん無料でこのご時世でも同行サービスを行っているみたいなのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。