一般的な転職理論について

奨学金に苦しむ薬剤師が最短で返済する3つ方法

 

現在薬剤師として働いている人の中にも奨学金を返済している人もいますよね。

薬学部は6年生で、私立だと学費も年間約200万円の所が大半になりますので、奨学金の返済金額もかなりの金額になる場合もあります。

 

そうなるとこれから何年も奨学金を返済することに対して様々な不安が生まれると思います。

そこで今回は奨学金を借りている薬剤師の不安その不安を解消する方法を紹介したいと思います。また手っ取り早く奨学金を返済したいからと言って誤った方法を取る場合もありますので、奨学金を返済する際にやってはいけない事も併せて考えていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

薬剤師が奨学金があることの5つ不安

結婚できるのか

奨学金=借金の様なイメージがある人も多く、結婚に対してもネガティブになってしまう人もいます。また結婚式を挙げるとなると、ある程度まとまったお金も必要になってきますし、もし子供が生まれた場合にはさらに出費は増えますので奨学金の返済金も考えると結婚に不安になってしまいます。

 

奨学金が返せなくなった時の不安

薬剤師の場合毎月の支払額が数万円あっても生活がひっ迫する人はそう多くないと思います。しかしそれでも毎月の支払数万円がこれから先も数年続くと考えるともしもの事があった時を考えると将来が不安です。

 

家や車などのローンを汲むのに抵抗がある

もし奨学金にプラスしてローンを汲むことはさらに定期的な出費を増やす事になるため、まとまった金額の買い物を控えようと考える人もいるでしょう。特に家のローンに関してはこの先何十年も支払う必要があり毎月奨学金以上の支払が生じてしまう場合もあります。

 

貯金がたまらない

一人暮らしをしている薬剤師の場合は生活費と奨学金の返済によってなかなか貯金がたまらないという人もいます。

もし月の手取りが20万円であった場合には月に5万円の奨学金の返済をしているとすると残り15万円でやりくりしないといけません。決して生活するのに難しい金額ではありませんが、十分な貯金がたまらない人も多いです。

 

病院薬剤師として働きたい

一般的に病院薬剤師の給料は安いです。すると奨学金の返済のことも考えると自然と病院薬剤師として働きたいとしても敬遠してしまう薬剤師も少なくありません。

実際に3人に1人が奨学金の返済のことも考えて就職先を考えたというアンケートもあります。

みんなどうしてる?薬剤師と奨学金の関係を徹底調査

 

薬剤師が奨学金を早く返すためにやってはいけないこと

ではここからは奨学金を早く返済したいとしてもやってはいけないことを紹介していきます。

昇給に期待しない

「今はまだ給料は高くないけど10年・20年経てば給料も上がるから大丈夫だろう」と考えている人は注意してください。

 

特に調剤薬局チェーンの場合初任給は決して高くありませんが、昇給があることである程度目安となるモデル年収を意識する人も多いと思います。しかし調剤薬局は今後確実に調剤報酬は下がる中でこれまで通りの昇給が維持できるかと言えば甚だ疑問が残る所です。

ですから今の生活水準で奨学金の返済が過度な負担になっていない人ならば問題ありませんが、今後の将来の昇給を期待して今をやりくりしている人は要注意です。

 

目的もなく病院薬剤師に長く勤めない

病院薬剤師として働く上で覚悟すべきことがあります。それはいずれ奨学金の返済が気がかりで仕方がない時が必ずやってくるという事です

 

しかしあなたがどうあがいても病院薬剤師の給与が急に跳ね上がる可能性は低いですからその悩みは解決する事はありません。

 

ですからあなたが病院薬剤師としてしっかり勉強したいと考えるのであれば期限を何年ときっちり決めてそこで後悔のないように勉強し、そしてその決めた期限が来た時に改めて転職するのか否かを真剣に考えてみてください。

ただ繰り返しになりますが病院薬剤師として働いていても給料が跳ね上がる可能性は低いため、特に目的もなくなって病院薬剤師として働く意義がなくった場合には即転職しましょう。

 

奨学金返済補助・サポートの企業に頼らない

薬剤師の求人情報の中には奨学金の返済補助であったり奨学金の返済サポートなどを売りにしている求人が多々あります。

それに奨学金返済サポートは非課税であるため同じ給料だとしても450万円+50万円の奨学金返済サポートがある企業と年収500万円の企業では奨学金返済サポートとして受け取った方が手取りが高くなります。

そうなると奨学金返済サポートや補助がある企業への就職は理にかなっているように思えますが注意が必要です。

 

と言うのも大半の奨学金返済サポートがある企業はもともとの年収が低めです。

いくら奨学金返済サポートの分の所得税が非課税だとしても、普通に年収の高い所に就職した方が手取りが良い事の方がほとんどになります。

もしあなたが同じくらいの年収の所への就職を考えており、片方が奨学金返済サポートありでもう片方が奨学金返済サポートなしの場合だったならば前者を選ぶべきですが、それ以外には率先して奨学金返済サポートがある企業を探す必要はありません。

 

奨学金に苦しむ薬剤師が最短で返済する3つ方法

地方で家賃補助のある職場に転職する

最も堅実なのが地方で給料の高い、おまけに家賃補助の出る職場で働くという事です。

 

給料が高いのは言うまでもありませんが、地方には家賃補助を出してくれる調剤薬局も少なくありません。場合によっては全額補助してくれる求人もあります。

 

やはり固定費の中の家賃はかなりの金額になります。おそらく奨学金の返済額より高い人が大半ではないでしょうか。おまけに都市部ならば家賃が高いため、地方在住の薬剤師と比べても固定費の出費が全然違います。

もちろん地方は車が必要であるため車の維持費に固定費が必要になってきますが家賃のそれとは比べ物になりません。

家賃は毎月最低でも5万円以上はかかりますから、もし全額家賃補助がある場合だと年間で言えば60万円の節約になります。この浮いた分はまるまる奨学金の返済に充てることができるでしょう。

おまけに地方で家賃補助を出してくれる企業は年収ももれなく高い場合が多いので奨学金の返済を早めに済ませたい人は繰り越して返済することもできます。

 

病院薬剤師で働くならば都市部を狙う

上では「病院薬剤師として働くならば期限を決めて働くべき」と言いましたが、もしあなたが病院薬剤師として長く働きたいのであれば都市部の病院薬剤師を狙いましょう。

理由は給料が地方の病院薬剤師よりも高いからです。

 

薬剤師の仕事は一般的には地方が高くて都市部が安いと思われるかもしれませんが、実はそれは調剤薬局のケースが大半で病院薬剤師に関しては都市部の薬剤師人口の多い方が給料が高いことが多いんです。

もちろん地方でも年収の高い病院薬剤師の求人もある時もありますが、ベースが高いのは都市部になりますので、もし病院薬剤師で高年収を目指すならば都市部を狙い、もし地方で安い求人の病院薬剤師しかない場合は昇給の安定した公務員の病院薬剤師を目指しましょう。

もちろん公務員だからと言って安定昇給が今後も続くとは限りませんが一般企業の薬剤師の職場と比べてそのリスクは格段に低いと思います。

 

本業とは別にバイトをする

収入を手っ取り早く増やす方法がバイトを行う等のいわゆる副業です。つまり仕事量を増やしてその分を奨学金の返済に充てる手段となります。

 

ある程度本業に慣れてくると副業として週に3日のバイトを1回2時間すると考えるならば時給が3000円だと考えると単純計算で

1カ月:3000円×2時間×3日×4週=72000円

となり月の奨学金の返済に充てることができます。

薬剤師の副業やダブルワークのやり方
【結論】薬剤師の副業は薬局バイトが一番稼げる!年収+80万円!副業を考える薬剤師は調剤薬局のバイトが最もおすすめです。理由は短時間でも高時給のため年間およそ80万円程度の年収アップが見込めるためです。色んな副業がありますが薬剤師は薬剤師で副業をする事がベストになります。...

 

ただ薬剤師になりたての新人薬剤師が焦ってバイトなどの副業をすることはおすすめしません。と言うのもやはり本業も副業も薬剤師として同じ責任が生じます。そして経験値が低い薬剤師だと様々なリスクが高くなります。

経験があれば問題ないかと言えばそういう話しでもありませんが、やはり本業での余裕が生まれた時にバイトなどの副業を考えることをおすすめします。

 

薬剤師がお金目的で転職する事について

薬剤師が給料のために転職することは何も悪くありませんし、きっかけが奨学金の返済だとしても何の問題ありません。

奨学金に関する不安や悩みはあなたの問題であり、それに向き合うのもあなたの問題です。

もし奨学金のために給料が高い職場に転職すると言われて醒めた目で見られたとしても、それはあなたの本当の悩みを見ずに単にお金目的だと見られている浅い考えです。

気にする必要はありません。

 

「薬剤師は安定しているから奨学金の月数万円の返済なんて余裕でしょ」と周りは思うかもしれませんが、それでも何年も返済が必要な人しか分からない苦悩があります。ですから他人の意見を聞く必要など一切ありません。もし奨学金を代わりに返済してくれるのであれば別ですが。

 

あなたが今こうして薬剤師として働けているのは奨学金を受けて薬学部を卒業し国家試験に合格したからでもあります。

薬剤師を続けていけさえすれば様々な不安はあるかもしれませんが、必ず奨学金を完済することができますし、それを引け目に感じる必要はありません。

もし病気で奨学金が返せない時でも返還期限の猶予制度などもありますので活用してみてください。

 

しかしそれでも不安で仕方ない場合は上でも紹介した通り、職場を変えてみたりバイトなどの副業を行ったりして奨学金分の収入を得る事をおすすめします。