薬剤師が辞めたいパターン

管理薬剤師に責任感は不要!ツライ時には転職すべき4つの理由

 

管理薬剤師のイメージは「薬局をまとめる能力のある人」「薬剤師としても職場で抜きんでている人」などのハードルの高い印象を持たれる事が多いです。

しかしこの管理薬剤師のイメージは本当に正しいものなのでしょうか。

 

例えば現在調剤薬局だけでも約6万件あると言われています。すると単純に全国で6万人を超える管理薬剤師が在籍している事になります。そうなるとむしろ管理薬剤師に疲れてしまって「もう管理薬剤師を辞めたい」と感じる人も大勢いるはずです。

 

そこで今回は管理薬剤師が辛くて辞めたいと考えている人の悩み・解決法を見ていきたいと思います。

そして先に1つ言っておきますと管理薬剤師だからと言って過度に責任感を感じて薬局全体の悩みをあなた1人が抱える必要は一切ありませんので、今管理薬剤師の立場で悩んでいる人、そろそろ自分が管理薬剤師を任されそうな人はぜひ参考にしてみてください。

 

管理薬剤師が辛すぎて辞めたいと思った理由6パターン

エリアマネージャーやスタッフとのストレスが大きい

管理薬剤師と言えどもあなたが雇われ薬剤師ならば中間管理職です。

・スタッフが言う事を聞かない

・常に反抗的であったり話を聞かない

・話を聞かないため同じ間違いを繰り返し起こし反省する素振りすらない

・エリアマネージャーからはかかりつけ薬剤師のノルマをかせられる

これらをはじめ、管理者と言う立場であるが故に生じてしまう人間関係の悩みに疲弊している管理薬剤師は非常に多いです。

ストレスが限界に達している管理薬剤師の人も多いのではないでしょうか。

 

管理薬剤師としての自信がない

管理薬剤師は基本的に常勤の薬剤師が行います。その結果薬剤師としてのキャリアが浅くても管理薬剤師を任される事があります。

 

例えば薬剤師になってまだ1~2年。周りのスタッフは全員年上。自分も管理者として全く自信がないのに管理薬剤師に抜擢されてしまい、何をどうしていいのかわからない新米管理薬剤師も決して少なくはありません。

 

管理薬剤師だけ勤務時間が長い

管理薬剤師は一般的に勤務時間が職場で最も長くなりがちです。

管理薬剤師の業務は単に調剤・服薬指導・薬歴の記載にはとどまらず、行政への書類の作成や本部への書類の作成など薬剤師業務以外のマネイジメントも求められます。ですから基本的に労働時間は長くなり残業や休日出勤なども増えてきます。

 

するとプライベートの時間を大切にしたい薬剤師でなくても「どうしてこれまで会社に時間を奪われなければならないのか」と不満がたまっている管理薬剤師も多いです。

 

管理薬剤師なのに手当てが付かず年収が低い

一般的に管理薬剤師になると管理薬剤師の手当てが付いて年収が上がるのが基本です。しかし中には手当てが付く、あるいは付いても本当に微々たる金額(1~2万円)の職場もあります。もともとベースの給料が高いのであればまだ話は分かりますが、ただの正社員と給料が変わらない場合には責任と労働時間だけが増えて割に合わないと感じる人も多いです。

 

会社が違法なので責任を問われるリスクがある

すべの薬局やドラッグストア、そして病院が一切の法を犯す事無く業務を行っているかと言えば疑問が残る所です。ただしそれが一線を越してしまい患者の健康被害に直結したり、発覚すると一発で処分の対象になりうる様なケースの場合もあります。

 

昨今で言えば調剤基本料を高く算定したいがための処方箋の付け替えであったり、職場内での処方箋なしの医療用医薬品の販売等が話題になりましたよね。

 

管理薬剤師なので副業ができない

管理薬剤師は兼業する事ができません。例えば薬局で管理薬剤師の立場であればドラッグストアや調剤薬局で副業をする事はできません。

 

もし薬剤師としての見聞を広げるために色んな職種の経験をしようにも、管理薬剤師の立場のままでは不可能となります。

 

管理薬剤師を辞めたい人は責任感は捨てて退職すべき

管理薬剤師になる条件はないため勤務年数で決まる事が多い

今の薬剤師業界において本当に正しい選考で管理薬剤師が選ばれているのかと言えばそれはかなり少数派になります。

 

通常の企業であれば多くの社員の中から優秀な人材を先発し、選ぶ側の人間が「こいつならやれる」と考えて抜擢するものですが管理薬剤師の場合はこのケースに当てはまらない事がほとんど。と言うのも世の中の薬剤師は単純に勤務年数で決められる事が圧倒的に多いためです。

管理薬剤師に必須な条件もないため、あなたが適正だからと言った理由で選ばれるわけではありません

 

そうなるとあなたが管理薬剤師として向いていないのは別におかしい話しではなく、むしろ単に勤務年数であったり他がパートだからと言った理由だけで管理薬剤師になる方がおかしな話しなんです。

あなたが管理薬剤師に向いていないと感じていても、それは特段珍しい事ではなくある意味必然的なことなんですね。全国の6万人を超える管理薬剤師が適正に選ばれたかと言えば絶対にそんなことはありません。

 

違法な薬局では管理薬剤師は圧倒的に不利

管理薬剤師と言っても所詮は雇われ薬剤師。「もし法を犯すような事が発覚しても自分は関係ない」と思っている管理薬剤師は要注意です

 

2018年の薬機法改正の議論の中で薬局開設者と管理者の責務などを明確化することでガバナンスを強化し、不正を未然に防ぐための議論が行われました。

引用:厚労省 本来の薬剤師業務を歪める薬局経営にメス 薬機法改正へ

 

これを受けておそらく管理薬剤師の立場も改めて薬機法の改正内容に明記されると思います。これはつまり管理薬剤師も処罰の対象になり、これまで以上に厳罰な処罰を下される可能性が高いという事です。

 

つまりあなたが責任感がある管理薬剤師で真面目に薬剤師をしているとしても会社の方針では「違法薬局の管理者」として周りから見られる事になります。

 

また、仮に職場が違法な事をしていないとしても問題はあります。例えば

・あなたの労働時間や労働環境が非常に過酷

・薬剤師経験が浅いのに管理薬剤師を任されてしまった

・結果それにより大きなミスを犯してしまった

これらが重なったとしても当然ながらあなたのミスが免責されるわけではありません。

きっとあなたは「こんな環境で働かす会社が悪い」と思うかもしれませんが、健康被害を受けた患者からするとただの言い訳に過ぎずません。時間は巻き戻す事はできません。

 

管理薬剤師をやめても逃げではない

管理薬剤師を下りる、もしくは辞めようと考えると「逃げ」であったり「やり遂げられなかった」とネガティブな事を考えてしまいます。

 

しかし管理薬剤師を離れることは決して逃げでもありませんし、原因があなたの能力が足りなかったわけではありません。きっとあなたは相当苦しみ努力したはずです。

言ってもどうしようもないスタッフ

関与してなくても取らされる責任

当たり前の残業、足りない薬局スタッフ

あなたを悩ませる環境にも大きな問題はあったはずです。

しかしいくら管理薬剤師と言ってもただの雇われ従業員であることは変わりません。職場を管理する立場ではありますが、あなたの限界を超えてまで耐える必要はありません。安心して管理薬剤師を辞めてください。

 

管理薬剤師としての経験は転職に超有利

あなたが経験した管理薬剤師という肩書は必ず次の職場で活かす事ができます。そして仮に転職したとしても管理薬剤師経験はどんな専門的な資格よりも有効な経験です。つまり転職に超有利になります。

もちろんあなたが転職してその転職先で管理薬剤師として働かないにしても、転職時に管理薬剤師の経験がある事は年収の交渉にも有利ですし、採用されやすさとしても一般薬剤師より遥かに有利です。

 

管理薬剤師を辞めて転職しても高年収を保つ方法

管理薬剤師経験を武器に有利に転職をすすめる

もし「高い給料を貰っているため管理薬剤師をやめたくない」と考える人は自分のメンタルとお金を天秤にかけて、それでもお金が優ったならばそのまま続けてください。

 

ただやはりあなたの置かれている環境を今一度考えなおす時に来ていると思います。そして仮に転職してもやり様によっては高年収であなたの満足のいく職場を探す事も十分可能です。「そんなうまい話しはない」と思うかもしれませんが要はやり方次第となります。

 

そのやり方とは以下の2つを実践することです。

●給料の高い求人だけを優先して紹介してもらう

●一番忙しい時間を見学させてもらう

この2つを実践してください。

 

では具体的にどうするのかと言いますと薬剤師転職サイトを利用してあなたが満足のいく年収を伝えてください。例えば「最低でも年収650万円以上の求人を紹介してください」でも全然Okです。この時には1つでも多くの高額求人を紹介してもらってください。そうする事であなたの選択肢の幅は格段に広がります。そしてこの時に絶対に「管理薬剤師の経験があります」と告げましょう。実際転職サイトはあなたの経歴を見て求人を紹介します。つまりまだ経験の浅い薬剤師ならば紹介しない求人もあるという事です。

しかし管理薬剤師の経験があればこれらの求人も網羅する事が可能です。ですから管理薬剤師の経験がある事は必ず伝えるようにしてください。

 

そして見学も絶対に行ってください。そしてその際には「一番忙しい曜日と日時に見学をさせてほしい」と転職サイトの人に伝えましょう。

 

「見学する必要があるのか」と思う人もいるかもしれませんが絶対に見学した方がいいです。それも忙しい時を見学する事によって仕事のハード度合いと職場の環境が把握できるからです。

そして最悪の場合、あなたが一般薬剤師として入社したとしても再び管理薬剤師の役回りを任される可能性はゼロではありません。その時に「もし自分がいずれ管理薬剤師になってもいい職場なのか?」を確認する事ができるためです。

そして忙しい時にこそ職場の環境が露呈します。併せて人間関係の本性が現れます。絶対に忙しい時に見学にいきましょう。

 

「でも管理薬剤師の経験を重視して良い求人を紹介してくれたり見学の調整までしてくれるの?」と不安な人もいるかもしれません。

ズバリその答えを言わせてもらうと転職サイト次第になります。現状薬剤師転職サイトは沢山あるため、はっきり言って管理薬剤師の経験が無駄に終わる可能性もゼロではありません。

 

ですからもしあなたが再び調剤薬局への転職を考えているならばリクナビ薬剤師を推奨します。なぜなら現時点で調剤薬局の求人数で言えばトップの転職サイトになり、休み・給料・処方箋枚数の把握も可能になるため、事前にあなたの理想な薬局の絞り込みが可能になってきます。

仮にあなたが病院薬剤師への転職を考えているならば薬キャリをおすすめしますが、これは病院薬剤師に薬キャリはとにかく強いためです。平たく言えば病院薬剤師の求人も多く持っているという事です。

 

給料が低い管理薬剤師ならば副業をする

今の管理薬剤師の立場で給料に不満があった際にアルバイトを考えるかもしれませんが管理薬剤師はアルバイトが禁止されていますので他の薬局で働く事はできません。

 

しかし実は管理薬剤師でもできるアルバイトやパートがあります。

管理薬剤師でも可能な副業
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