今の職場の薬剤師を辞めたいけど辞めさせてくれない

辞めさせてもらえない薬剤師Gさん

【年齢】30歳
【職場】薬局
【年収】500万円
【休み】少ない
【人間関係】普通
【家庭】あり
【備考】退職したいと告げている

薬局で管理薬剤師をしているが今転職を考えている。と言うのも休みが少ない。
管理薬剤師という事もあり、細かな仕事も任されているため日々の残業や会社の集まりなどには土曜日も参加しないといけない事もある。 さらに勉強会も積極的に行っているために自分の自由な時間が少ない。正直この労働量では年収に合わないと感じている。ざっとネットで検索した所、半径数キロ圏内にはもっと給料の良い職場も見つかった。そのため会社の方に退職を希望する旨を告げたのだが、代わりが来るまでいてくれと泣きつかれてしまった。しかし、なかなか新しい人は見つからず2か月が過ぎようとしている。一体いつになったら辞めれるのだろうか。

辞めさせてくれない薬剤師への解決策

会社が本当に困っていること

会社からすれば問題なく仕事をこなして管理薬剤師を行ってくれるあなたに辞めてもらっては非常に困ります。ですから会社としてもぜひあなたに残って欲しいという雰囲気を醸しだしている事でしょう。あなたもそれをひしひしと感じているのではないでしょうか。あなたはしっかり仕事をこなすために、会社からの評価は高く少しでも長くいて欲しい存在なはずです。

しかし正直会社側が欲しているのは「薬剤師」であって、最悪あなたである必要はありません。言い換えればあなたしかできない仕事と言うのはほぼゼロに等しい。会社側が恐れているのは薬剤師が来てくれない事。そして問題を起こすような薬剤師がきてしまう事。この2点のみです。

もちろん、できる薬剤師が入ってくれるにこした事はありませんが、それによって会社の売り上げが大きく上がる仕事でもありませんので会社的には「変化」を嫌い、できれば今の安定した体制を保ちたいと考えるのは至極当然の事でしょう。

もし本当にあなたが替えの効かない必要な人材であるならばあなたの辞職を阻止するために強制的にでも休みを設けたりパートの薬剤師を入れたり給料を上げたり、あなたのために大きな便宜を図るはずです。

「次の薬剤師が入るまで」というテンプレート

十中八九あなたは「次の薬剤師が決まるまでお願いだから続けてくれないか」と言われる事でしょう。そしてあなたは思うはずです。
「今まで何だかんだ働かせて貰った職場だし、ここでスパッと切るのは良くない。周りの職員にも迷惑をかけるし最後の頼みくらいは聞いて円満退社しよう」と。おそらくあなた以外にも、多くの人がそう思ってズルズル仕事を続ける事になると思いますが、これは大きな間違いです。

まず会社側にとってはそもそも「辞める」と決める事自体が迷惑な話し。これをあなたが次の薬剤師が入るまで続けてくれた事に本当に心から感謝するなんていう事はないわけで、あなたが感じている以上に相手は感謝していません。それをあなたの善意に付け込んで「お互いのため」といった気持ちにさせる事は賢明とはいえません。

あなたは安心しているはず

それにあなたも辞めると告げる事で内心ホッとした部分があるのではないでしょうか
やはり辞めると告げるのは勇気が必要なこと。おそらく1~2日考えて出した結論ではなく、ずっと溜まっていた事をようやく吐き出せたのではありませんか?そうなると、辞める事を告げる事が目的となり、結果辞めるに至らない状況でもかなり溜飲が下がったはずです。

「思っている事を伝えれた。これで環境が変わるかもしれない。それにやはり自分は必要な存在だったんだ」と確認できたことでしょう。

しかし少し待ってください。

あなたの目的は辞めることです

それを先延ばしにされる事でのあなたへの機械的損失は大きく、給料の面や休みの面など様々な事に本当は影響を及ぼしています。例えばあなたが今より年収の高い職場に転職できるとするならば今のこの時間はその年収の差額分だけ無駄にしていることになります。

もちろん会社側はその補填はしてくれません。おまけに「今薬剤師を一生懸命探している」と口では言うだけで、ハローワークに求人を出すだけのやる気ゼロの一生懸命を演出している可能性も十分に考えられます。

辞めるのはあなたの権利

しかしいきなりキッパリ辞めるという事は少し気持ちが悪いと言う人は、期限を決めて完全に辞める事を伝えるのがベスト。その意思は変わらない事をしっかり告げてください。
それ以上は薬剤師を確保できなかった会社の責任です。逆に数カ月新しい薬剤師が見つからない職場が、1年経てば見つかるかと言えばそれは全く補償のない話しであり、あなたは永遠とその職場で働かされる可能性だって出てきます。

最終結論

あなたが辞めると決めたら目標は会社を辞めること。決して辞めると口にする事ではありません。しっかり期限を決めて2~3か月の猶予を持って絶対に辞めるという事を告げましょう。それにより会社側も本腰を入れて薬剤師を探し始めるはずです。

もし辞める事を話している過程で、給料の話しや休みの改善の話しがあったのであれば、それに乗っかるのも自由。しかし下手に待遇の改善を主張するのもナンセンスで、それがあなたの印象を悪くする可能性もありますので、無理に粘らずにその時はさっと身を引きましょう。何の変化もない場合はキッパリ辞めるようにしてください。

スポンサードリンク