薬剤師は世間一般的にどう思われているのか気になる人も多いですよね。
そこで今回はネット上のあらゆる情報を収集し薬剤師に対するイメージについて紹介していきたいと思います。今回紹介するイメージは以下になります。
・薬剤師の仕事
・薬剤師の人間性
・薬剤師のお金事情
・男性薬剤師のイメージ
・女性薬剤師のイメージ
・薬剤師へのネガティブイメージ
目次
薬剤師の世間のイメージについて
薬剤師の仕事に関するイメージ
・仕事は棚から持ってくるだけで楽そう
・これからも将来安泰
・薬の事なら全部知っている
薬剤師の仕事に関するイメージで最も多いのが「楽そう」というイメージです。
このイメージが根付いている理由はやはり相対的な忙しさが影響しているからでしょう。つまり同じ医療従事者である医者や看護師と比較すると薬剤師は棚から薬を持って来るだけで客観的に見てもハードなイメージがない事から「楽そう」だと言う印象が強いのではないでしょうか。
その他のイメージとしては「薬の専門家」であるため薬には詳しいと言うこと。そして手に職があれば取りあえず安泰だろうと言うイメージが多いです。
薬剤師の人間性に関するイメージ
・ほんわかした人が多い
・頭がいい
・医者より身近で親切で優しい
薬剤師の人間性に関するイメージは大分主観的なものが強く「男性薬剤師は変わり者」「女性薬剤師は気が強い」などの比較的ネガティブなイメージから「薬剤師は優しい」「親切にしてくれる」と言ったポジティブなイメージまであります。当然ながら色んな薬剤師がいるためイメージも十人十色です。
ただし同じ薬剤師同士ではネガティブなイメージが先行し、薬剤師対患者の場合は比較的にポジティブなイメージが多いように思われます。
薬剤師のお金に関するイメージ
・パートでも高時給
・子育てしながら十分なお金を稼げてうらやましい
・6年も大学に通わせるくらいだから親が金持ちなんだろう
・薬剤師は給料が高くお金を持っている
薬剤師のお金に関するイメージはもっぱらお金持ちのイメージが優勢です。
もちろん薬剤師が決してお金持ちではない事は明らかですが、20代で年収500万円は普通である事やパートでも時給2000円以上は担保されている事は一般的に考えると普通ではありません。これは民間企業の会社員の平均年収が450万足らずであることを考えれば明らかですよね。
もちろん一般企業の会社員に40代・50代で逆転されるわけですが、どこでも働けて年収が500万円以上は保証されている事を考えると、やはり世間的なイメージは薬剤師はお金持ちだとみられるのでしょう。
男性薬剤師のイメージ
・あんまりイメージがない
・見た目がオタクっぽい人が多い気がする
・賢そう
・モテそう
男性薬剤師のイメージとしては薬局の奥で細かい調剤をしているイメージから陰キャな印象を持っている人も少なくありません。ただ薬剤師という肩書から「賢そう」「給料もよくて安定しているからモテそう」と言ったイメージも多くありました。
女性薬剤師のイメージ
・嫁が薬剤師だったら勝ち組
・リケジョって感じ
・薬剤師は美人やかわいい子が多いイメージ
・おばちゃん薬剤師は気が強い
女性薬剤師はとにかく時給が高くパートでも最強と言うイメージがそこそこ知られていると言う事に驚きでした。そしてパートでも給料が良いため結婚して奥さんとして共働きならば世帯年収が高くなり大きな魅力だとされています。
また女性薬剤師の外見のイメージも多く、特にかわいいや美人が多いというイメージも多数ありました。
ただ薬学部の男女比率は女性の方が多く、毎年1万人くらいの薬剤師が誕生しますので、それだけいれば可愛い・美人、イケメンそれなりにいてもおかしくはありませんよね。
薬剤師に対するネガティブなイメージ
・薬を棚からとってくるだけなのに高いお金を払わされてムカつく
・薬剤師のくせに毎回体調を聞かれるのが面倒
・お薬手帳を見せろと毎回うるさい
・医者へのコンプレックスが半端なさそう
・AIにとって代わる存在
・薬剤師のくせに薬のことを大して知らない
薬剤師に対するネガティブイメージの筆頭としては「薬を棚から取ってくるだけならば誰にでもできる」と言うイメージです。そして薬局で待たされること、薬剤師に色々と聞かれること、お薬手帳を出せと毎回しつこく言われることがより一層不満を募らせています。
これらの件に関しては薬剤師側も反論したい気持ちも大きいでしょうが、やはり世間一般的に薬剤師が一体どういう事を調剤室で行い、何のために色々と話を聞いてくるのかを知られていないことが一番の要因でしょう。
ただ実際に薬を棚から取ってくるだけの薬局もあることから、一概にこれらのネガティブイメージは的を射ている所もあるでしょう。
薬剤師のイメージ調査の結果を見て
今回はあらゆる薬剤師の情報を収集しましたが、実際に一般人を対象とした薬剤師イメージ調査があります。
そしてこの研究結果において薬剤師はこういったイメージを持たれています。
薬剤師は社会的評 価・専門性が高い仕事であり,医師などと同様に理知的なイメージであると評価されたが,対人面では他の医療職(医師・ 看護師)とは異なり,対人親和性が低く,対人関係の重要性 については低く評価されていた 一般人を対象とした薬剤師イメージ調査
この調査の結果を見てもわかる通り、やはり薬剤師の評価と言うのは絶対的な1つの職業としてのイメージとしては弱く、そしてやはり医師や看護師と比べると対人業務のイメージが少ないです。
(それにしても「対人関係の重要性については低く評価されていた」とは中々辛辣なまとめですね・・・)
ひと昔と比べると遥かに薬剤師は顔の見える存在になったとは思いますが、それでも患者と薬剤師の触れ合う機会が少ない点、依然として「薬を渡すだけ」と言ったイメージの面が大きいのではないかと考えます。
そして何より「薬剤師の仕事の明確なイメージが他の職種に比べて圧倒的に薄い」つまり「ほとんど理解されていない」というのが根源にあるのではないでしょうか。
しかし薬剤師は賢そう、お金を持ってそう、かわいい、美人、イケメン、陰キャなどの様々なイメージを持たれているのも事実であるため、見る人には見られているのでしょう。できれば自分の半径数メートル内ではポジティブなイメージの薬剤師でありたいとしみじみ思いますね。
もし本当のお金持ちになりたい人はこちらも参考にしみてください。